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メディアデザインが支えるコミュニケーション

掲載日: 2013年05月07日

 

エキスパート認証制度のWebサイトをオープンしました。
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[新サイトURL]
http://www.jagatexp.info

メディアによるコミュニケーションを実現するためには、デザイン知識の本質が求められる。

 

■メディア/コミュニケーション/デザイン
メディア(Media)とはメディウム(Medium)の複数系の英単語であり、媒体、媒質、伝達手段などの意味を持つ。記録や保管のための機能とコミュニケーションのための機能をもつものに大別される。したがって、「紙」や「CD」、「インターネット」などは、記録や保管の技術であり、「チラシ」や「書籍」、「音楽CD」、「Webサイト」などは、メディア利用者とのコミュニケーション手段である。撮影や印刷、コンピューターなどのメディア技術を活用し、人々のコミュニケーションを支えるためには、様々なメディアに対するデザイン能力が必要となる。

■メディアデザイン(Media Design)の本質
デザインは、作るものに必要とされる機能や性能などを検討し、どのような構成で作るのかを決定する設計であり、美術・工芸・工業製品などで、形や色、模様、配置などについて加える装飾上の工夫である。
メディアデザインでは、コミュニケーションの目的を達成するために、メディアに対して必要とされる情報を検討し、形や色、模様、配置などについて工夫を行う。現代においては、印刷物をデザインするための基礎知識として、コンピューターや色、レイアウト、組版、印刷技術、受発注などに関する知識が必要不可欠である。特にビジネス上で利用される印刷物の設計については、プロジェクト管理や人材、ブランド、知財、品質、コンプライアンスに関するデザインマネジメント知識や、デザインコンセプトやデザイン評価、科学やマーケティングといった、様々な知識を有することが求められ際限がない。これは、印刷物といったメディアに限られたことではなく、Webサイトや電子書籍などについても同様である。

■印刷物とメディアデザイン
メディアとして最も長い歴史を持つ印刷物は、コミュニケーション手段としてのメリットやデメリットを合わせ持つ。さらに、そのデメリットを補完するために新たなメディアが生まれている。文字組み禁則などの印刷物に関するデザイン(設計)知識が、Webサイトや電子書籍などの様々なメディアによるコミュニケーションを支える礎となり、それぞれのメディア特性を理解し、映像表現や動画表現などを学ぶことで、本質的なメディアデザインが実践できる。

■メディアデザインの理解に向けて
[関連情報]
・メディア設計のスーパーバイザーを目指すために
DTPエキスパート認証試験ガイダンス情報

・メディア戦略のコーディネーターを目指すために
クロスメディアエキスパート認証試験ガイダンス情報

(JAGAT 教育コンサルティング部 小林祐一)

 

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