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いまやSDカードは様々な機器に最も広く搭載されているメディアである。
いわくデジタルカメラ、ビデオカメラ、携帯電話、ゲーム機、PC、フォトフレーム、テレビなど・・・・。これまで記憶装置の代表はハードディスクとCD・
DVDであった。一方は自由に書き込み・読み出しが出来る大容量の記憶装置、もう一方は書き込みは少し面倒だが、一度書いてしまえば着脱自由で何処にでも
持ち歩けるワンタイム・メディアと云う事である。ところがSDカードはその両方の特徴を兼ね備えた上、形状が小さく更に駆動装置が不要で、モバイル機器に
最適と云う事で、あっという間に普及した。ただしDVDのようにコンテンツ蓄積用のメディアとしては全くと言ってよいほど利用されていない。その理由は明
白である。製品の価格が高いのだ。そしてもう一つ、書き込んだコンテンツの保護(消去や改ざんからの)が不得手なのだ。ご承知のようにSDカードは
128Mバイトの製品が登場して以来、年々容量が増加して今や16Gバイト、32Gバイトのカードが数千円で売られている。確かに記憶容量=バイト当たり
の単価は急速に下がっているが、全体の容量が増え続けているので、製品の価格は一向に下がらないという事になっているのだ。ところがそんな中で、従来の
SDカードの欠点を補い、コンテンツ用メディアに特化した「SDカード」が登場した。ワンタイム・スマートカードだ。
ワンタイム・スマートカードの特徴を次に挙げてみる。
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◆著者
代表取締役 太田明 ( このメールアドレスはスパムボットから保護されています。観覧するにはJavaScriptを有効にして下さい )