Web改善手法の理解とGoogle Analytics の実践

Webサイトは、ただ運営するだけでは効果を上げることは難しい。現状を分析し、そこから改善点を発見することで次のステップが見え、何をすべきかがわかってくる。Webサイトを提案するときにもこの視点は欠かせない。

Google Analyticsは無料で利用できる分析ツールとして広く使われている。分析に役立つ多くの機能を提供している一方、使いこなせていないサイト管理者も多い。制作側で傾向や改善点を提案するなど支援することでクライアントとの関係が強化できる。

本セミナーでは、Webサイトを改善するために必要なスキルとして、分析をするために必要となるサイトのゴール設定や指標の決め方、さらにGoogle Analyticsを使った改善手法について専門家に話を伺う。アクセス解析を専門にするHARMONYの石井氏とサイバーエージェントのWebアナリストとして活躍する小川氏よりWeb改善につながる内容を解説いただく。

今後、Web分析のスキルはますます重要になる。基礎的な知識を持つことで、今後スマートフォンサイトやアプリ、電子書籍のアクセス分析をする場合にも必ず役に立つ。

株式会社HRMONY　取締役

石井　研二氏

Webサイトの効果を倍増するための7つの手順
アクセス500％、問合せ1200％など、大企業サイトを中心に多くの成功事例が生まれたのはGoogleアナリティクスからの分析・改善のおかげです。悪いところを見つけて直す、良いところを伸ばす、という単純な手法でホームページの効果は必ず向上できます。
今回は、「来てほしいのは誰か」「（該当）企業の良いところは何か」「今のWebサイトで成果が出ないのはなぜか」を具体例から解説する。

【石井氏略歴】　1961年、神戸生まれ。雑誌編集、通販カタログ企画を経てWebプロデューサー。95年からアクセス解析を基盤に多数の企業ホームページを改善、指導してきた。重要指標「直帰率」という言葉の生みの親として知られ、日本のアクセス解析・サイト改善を牽引してきた。セミナー多数、著書に『アクセス解析の教科書』（翔泳社）、『Web集客力を飛躍的に向上させるGoogle Analyticsによるアクセス解析の極意』（秀和システム）などがある。

株式会社サイバーエージェント　ウェブアナリスト
小川　卓氏

アクセス解析を「施策」に繋げるための3つの手法
アクセス解析ツールのデータを眺めるだけで終わっていませんか。「ゴールとKPIの設計」「分析手法を理解」「改善のPDCAサイクルの回し方」を事例を交えて、詳しく紹介いたします。施策に繋げてはじめて分析の価値が生まれます。ぜひ、その方法や考え方を学んでください！

【小川氏略歴】　PC・スマホサイトサービスの分析からテレビCMの分析まで多岐に渡る分析を行なっている。在米・在英10年。 前職では、株式会社リクルートにて住宅情報サイト「SUUMO」のウェブアナリストを担当。 また、リクルート全社のアクセス解析ツールの選定・導入・教育にも携わり、150サイト以上の導入を担当。

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