地域経済やコミュニティを再生し、地域の価値を高める
掲載日: 2014年01月17日
将来の不透明性が濃い時代だからこそ、未来を見通す目を養うことは重要だ。2013年末に、千葉市の「AR」を活用した事例が話題になった。
2013年末に、千葉市のオープンデータを活用した事例が話題になった。
「AR」を活用し、スマートフォンを空間にかざすだけで、現在地から最寄りの「避難場所・避難所」「津波避難ビル」「非常用井戸等」の情報を知らせるとともに、その場所までの避難経路も表示するサービスだ。
国、地方公共団体、公益企業等が保有する公共データを二次利用しやすい形でオープン化する「オープンデータ」の取り組みは、民間における公共データの活用を促進し、経済活性化等を促進するものとして期待される。
総務省及びオープンデータ流通推進コンソーシアムでは、2012年7月にIT総合戦略本部において決定された「電子行政オープンデータ戦略」の推進のために、2012年度から、オープンデータのための技術・データの利用ルールの確立、オープンデータ化のメリットの可視化等のための実証実験等を実施・推進している。
この度、その一環として、民間における公共データの活用を促進するため、今年度実施中の7つの実証実験でオープンデータ化された公共データを活用した、アプリケーションの開発を一般公募により行う「
オープンデータ・アプリコンテスト 」を開催される。
今年度実施している7つの実証実験(自治体行政情報実証、社会資本実証、観光実証、防災実証、公共交通実証、統計情報・データカタログ実証、花粉症関連情報実証
http://www.opendata.gr.jp/2013contest/apis/index.html )で提供されるオープンデータを利用したアプリケーションであることが条件。
複数の実証実験のオープンデータを組み合わせて利用することや、実証実験以外のオープンデータをあわせて利用することも可能。
応募の受け付け開始は、2014年2月3日(月)で、締切は2014年2月17日(月)正午 としている。
地域に密着し多くの産業とともに発展した印刷会社は、地域活性化事業の重要な役割を担っている。
地域資源や独自性を生かして地域経済やコミュニティを再生し、地域の価値を高めるオープンデータと関わりが深いと言える。
将来の不透明性が濃い時代だからこそ、未来を見通す目を養うことは重要だ。より高い価値を生み、よりビジネスの成長と発展につなげるため、オープンデータの動向も着目しておくべきである。
●page2014 2月6日(木)10時-12時
地域メディアとオープンデータの未来~印刷会社の関わり方のヒント~
http://www.jagat.or.jp/PAGE/2014/session/session_detail.asp?sh=1&se=12
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2月6日(木)15時45分-17時45分
http://www.jagat.or.jp/PAGE/2014/session/session_detail.asp?sh=3&se=35