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2008年度「JAGAT印刷産業経営力調査」実施中

掲載日: 2009年03月03日

いま、印刷会社の経営者は何を考えているのだろうか。業績は、戦略は、投資は。

現在、今年で31回目になるJAGAT印刷産業経営力調査を実施している。2009年2月上旬にJAGAT会員企業の印刷会社に調査票を送付させていただいた。毎回、回答企業には印刷会社の経営データブック「JAGAT印刷産業経営動向調査」を進呈している。

2月末日時点で回答のない会員企業には、いま一度ご案内を郵送する予定なので、今年もぜひご回答いただき、データブックを経営の指針にしていただければと思う。

いま、印刷会社の経営者は何を考えているのだろうか。業績は、戦略は、投資は。2008年が非常に厳しい結果だったことは確実だが、次代の印刷会社経営を考えるヒントを見つける一助になれば幸いである。

参考:昨年(2008年)調査における印刷会社経営のトピック

■経営状況 -景気減速と資材料価格高騰-

  •  売上高前年比は3年連続のプラス、売上経常利益率は低下。
  •  地域別では東京が底堅く、業種別では商業が堅調。
  •  資材料価格高騰の影響で製造原価が2年連続の上昇。
  •  2000年以降低下し続けてきた外注比率が目先の底打ち。
  •  1人当たり経常利益の改善が5年ぶりに後退。

など―――

■経営戦略 -業績良好な経営者の思考-

  •  拡大再生産志向。
  •  印刷以降の工程を重視。
  •  既存よりも新規の市場を重視。
  •  生産面では多能工化、営業面ではワンストップサービスを重視。
  •  社内コミュニケーションを重視。

など―――

■設備動向 -技術的な成熟の中で-

  •  設備投資を増やす、が40%を占める。
  •  枚葉印刷機は多胴化傾向。
  •  CTP保有率が80%台乗せ。
  •  MacOSXへの移行が進む。
  •  強化したい工程のトップはWeb制作。

など―――

■関連情報
経営動向調査
 

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