JAGAT Japan Association of Graphic arts Technology


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SPツールとしての360度パノラマ動画

印刷業も「紙に印刷し加工する」だけではビジネスが成り立たなくなっている。WebはいうまでもなくデジタルサイネージなどのSP(セールスプロモーション)ツールをまとめて受注し、活用して販売につなげることを考えなければいけない。

JR東日本の山手線も新車両E235系(2015年秋に運用予定)を発表したが、印刷業には耳の痛い中刷り広告無しの車両なのだ。その代わりに天井の両サイド、現在は紙の広告が飾ってある部分がデジタルサイネージになっており、現在のトレインチャンネルが電車中で展開されることになる。またスマホと連動ししたコンテンツや、スマホユーザーの誘導を第一に考えられている。

世の中がそんな具合なので、チラシに代表される商業印刷物もデジタルサイネージ等との連携は大事になるのはいうまでもないことだ。今回ご紹介する360度パノラマ動画は、プラネタウムのようなスクリーンにコンテンツを投影し、宣伝効果を上げようという物である。印刷業が扱うSPツールとしては、高精細、高品質だけではなく、あっと目を引くコンテンツも重要である。またストーリー性を持ったコンテンツの制作は、動画のプロでないと難しいが、360度パノラマなら、それほど難しい事でもない(語弊はあるかもしれないが)。

今回は自社で簡単に製作するノウハウも含めて、キーポイントのノウハウを伝授するつもりである。是非ご参加下さい。

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パノラマ動画のコンテンツ制作と新ビジネスへの応用

2014年07月22日(火) 14:00-16:00

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