JAGAT Japan Association of Graphic arts Technology


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情報共有時代のコンテンツビジネス動向[クロスメディア・6月] マルチユースで拡がるビジネスチャンスと、クリエイティブ・コモンズの果たす役割

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情報共有時代におけるコンテンツビジネスを類型化し、幾つかの軸や分類体系によって整理・概観する。
【クロスメディア研究会・6月のミーティング】

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photo: creativecommoners on Flickr

 

総務省「メディア・ソフトの制作及び流通の実態 」によれば、日本のコンテンツ市場規模は11.4兆円に達し、ネットワーク配信の普及等を背景に拡大基調にあるという。なかでもコンテンツのマルチユース市場(二次利用)は4.1%増と伸び、コンテンツ市場全体の約22%に拡大している。

著作権の権利強化が進むほど、クリエイターやネットユーザーの創り出す文化の足かせとなり、更にはコンテンツ産業の発展の阻害要因にもなっているのではないかという問題意識に対して、クリエイティブ・コモンズは、コンテンツの流通や共有を促進するような権利処理スキームとして一連のクリエイティブ・コモンズ・ライセンスを開発・管理している。

インターネットにおける情報産業では、無料で情報を提供し、あるいは更にその情報の加工や二次利用、商業利用までをも許可することが、クオリティの高い作品の発生や商業的成功を導くといった事例が増加している。

本セミナーでは、情報共有時代におけるコンテンツビジネスを類型化し、幾つかの軸や分類体系によって整理・概観する。また、情報共有のためにクリエイティブ・コモンズが果たす役割や、その他の権利処理スキームの持つ可能性について検討する。

 

開催日程・開催時間

2009年06月19日(金) 14:00-16:00(受付開始:13:30より)

詳細


14:00-16:00

クリエイティブ・コモンズ・ジャパン  理事
国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM) 主任研究員/講師
渡辺智暁氏
  1. 背景となる問題意識
  2. 情報産業におけるオープン化の諸例とその分類
  3. クリエイティブ・コモンズ・ジャパンの取り組み
  4. 権利処理スキームの重要性とクリエイティブ・コモンズの役割
 

※内容は変更することがございます。あしからずご了承ください。

<講師>
クリエイティブ・コモンズ・ジャパン  理事
国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM) 主任研究員/講師
渡辺智暁氏


クリエイティブ・コモンズ・ジャパン の立ち上げに関与し、2006年より同事務局スタッフ。iSummit2008の日本語プログラム・コーディネーターなどを務める。ウィキペディア日本語版 でのライセンスや運営に関する議論に関わった経験も持つ。研究者としては情報通信政策(特に米国の政策)と情報社会論をフィールドとしている。

申込要項

<会場>

社団法人日本印刷技術協会 3Fセミナールーム
(〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11)
地図



<参加費>

一般:15,750円/JAGAT会員:15,750円
クロスメディア研究会会員:無料


<要項>


[Webよりお申込み]
※Webからのお申込は、JAGAT Web会員の登録が必要です(無料)
ログイン後、下記よりお申込ください。(ログインはこちら ) (新規Web会員登録はこちら )
(必ずログインしてからお手続きください。ログインしないで送信するとエラーとなります。)

参加申し込みはこちら:
https://www.jagat.jp/enquete/enquete/enquete.php?en=y1gBMqXE


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[FAXよりお申込]
お申込は、申込書 に必要事項をご記入のうえ、 FAX(03-3384-3216)にてお申し込みください。クロスメディア研究会メンバーの方へは別途送付しておりますメンバー用の申し込み用紙をご利用ください。

■参加費振込先
参加費は、下記口座にミーティング開催日の2日前までに振り込み願います。 なお、お申し込み後の取り消しはお受けできません。 代わりの方のご出席をお願いします。

  • 口座名:(社)日本印刷技術協会
  • 口座番号:みずほ銀行中野支店(普)202430

■問い合わせ先
内容に関して
クロスメディア研究会担当   電話:03-3384-3113(直通)

お申し込み及びお支払に関して
サービスサポートセンター   電話:03-5385-7185(直通)

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