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NTTレゾナント:「こども語辞書」をリニューアル。掲載単語を約10,000語に拡大

掲載日: 2008年09月26日

NTTレゾナント株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中嶋 孝夫)は、ポータルサイト「goo」で提供している、幼児の言語発達過程を音声や意味、月齢などの観点から簡単に検索・閲覧することができる「こども語辞書」において、掲載単語を大幅に拡大すると共に、赤ちゃんの成長期にあわせた情報や投稿者プロフィール情報を追加し、より使いやすくリニューアルした。

「こども語辞書」は、0~3歳までのこどもがいつ、どんな単語を覚えていくのかを、音声や意味、月齢などの観点から簡単に検索・閲覧できるツールで、1月 31日より、NTTコミュニケーション科学基礎研究所 (以下、NTT研究所)とNTTレゾナントの共同実験サービスとして、「gooラボ」及び「gooベビー」上で提供している。
「こども語辞書」では、NTT研究所の提案する「ウェブ日誌法(*1)」という心理学的手法を用いて、「gooベビー」の無料会員サービス「赤ちゃん成長ダイアリー」上で記録された「ことばの成長データ」を、個人を特定しない形で統計的に解析して利用する。日本全国からの多くのこどもの成長記録データを集積し、解析表示しているため、幼児の言語発達過程の多様性を容易に把握することが可能。

(*1)ウェブ日誌法
NTTの研究所では、幼児の言語発達過程を詳細に研究するために、発達心理学の分野で利用されている日誌法(幼児がいつどんな単語を覚えたかを日齢単位で 管理し記録する方法)をウェブ上で実現し、世界に先駆けて実施中。大規模な縦断データを取得可能なことから、重要な基礎資料となる可能性がある。

リニューアルの概要としては、約5,000語だった掲載単語を、約10,000語まで拡大。単語情報を詳細に表示する「ことばページ」か らは、赤ちゃんの成長段階に応じた解説ページへアクセスすることができ、欲しい情報をより的確に得ることが可能になる。使いやすくデザインをリニューアル といった内容となっている。

リリース:http://help.goo.ne.jp/info/detail/1214/

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