印刷物の小ロット化が進むなかで営業効率の低下が課題となりつつあります。受注単価の低下を受注件数の増加でカバーしようとしても、受注１件あたりの営業の手間はそう変わらないからです。

なかでも校正のやり取りは大きな負担となっています。これに対して、Webを活用したソリューションがプリプレスベンダー各社から提案されています。

しかしながら、校正作業をWeb上で行うことに抵抗感があるお客様が多いというのも実態です。そこで、印刷業界としてWeb校正の仕組みを広く普及するにはどうしたらよいかを検討します。

また、すでにWeb校正システムを導入し、先進的に活用されている企業の事例を紹介するとともに、導入のポイント、お客様の活用事例、得られたメリット、そして今後の発展性について考察します。

得られたメリット（導入事例より）
・営業の業務効率が上がり余力ができた結果、月間売上が40％UPした営業マンも
・メインクライアントに提案し採用。利便性と信頼性が評価され囲い込みに成功
・デジタル検版機能の活用により事故が対前年70%減に
・カタログ制作での実績が評価され、新規にちらしの仕事を獲得
・営業から校了情報が前倒しで入ることにより、工務の残業時間が大幅削減

導入企業７社の事例レポート（約120頁）を配布します