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6つのプロダクティビティを提案

デジタル化のメリットとして語られてきた,オープン化,データの再利用,システムの柔軟性,最適化などの要素を用いて顧客の問題解決を図り,サービスの価値を高めるための6つのプロダクティビティ要素をPAGE2003コンファレンス・プロダクティビティ【C】トラックで検討する。次の図が本トラックの6本のセッションで検討されるテーマである。図と解説をご一読いただき、このトラックの狙いを概観いただきたい。

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  • 図の顧客Aは自社内でも企画部門があり制作会社なども使っている。このような状況でデザイン・製版・校正などを各々専門家がネットワークによって、どのようにコラボレーションすれば生産性向上につながるだろうか。C2:「ネットワークによるコンカレント作業 」では、アメリカ本社などの海外拠点のデータベースと東京・初台にある国内拠点のデータベースはネットワークで接続されているエイボン・プロダクツの岡村さんをモデレータに、マレーシアの関連会社とDTPデータのやり取りしながらパッケージ印刷を行なうアイ企画・津乗さん、包装デザイン素材を協働サーバーに格納して顧客のデザインを完成させてもらっている大日本印刷の庄子さんから、印刷側で作り上げた仕組みの現状をお話いただく。これに対して、ベンダー側からチラシ制作を協働サーバーによってコラボレーション作業が出来るシステムを方正の芦野さんから提案して頂く。


  • 図の顧客Bは比較的規模の大きな発注者であり、さまざまなビジネス支援を提案できる余地がある。モデレータ役のJAGAT相馬から、新しいスタイルの顧客常駐型ビジネスの現状と課題などを伺うのがC3:「発注側とのコラボレーション」である。デジタルパレットの星名さんからは顧客であるD社に常駐してのコピーセンター業務、事務機器の一時メンテナンス業務、セキュアなWebサーバー受託など広範なビジネス支援について、また三洋電機の大木さんからは同様なビジネスを企業内でビジネスブティックと称して行なっている狙い聞きたい。オフ輪を設備している不二印刷の井戸さんからも出向ビジネスで、印刷会社と顧客との仕切線を客側に入り込ませることとIT化についての経験を伺おう。


  • CTPのフルデジタル化によって外部との情報交換が困難になり,アナログ時代の業界の分業体制の柔軟さは発揮されなくなった。C1:「CTPの相互運用性とJDFの可能性」では,モデレータの文祥堂印刷 吉川さんから、行き詰まった都市部の印刷環境、デジタルは会社の外に飛び出すには、高精度のCMS・安定したデータ交換・オープンシステム構築の重要性への課題などの問題提起をいただく。ニシカワの西川さんからは社内では完成しているCTP電子送稿が、社外の同業他社とあまり進んでいないことに困っている現状と、業務システムと生産システムの密な関係を目指している近未来の会社の姿を語っていただく。そして、これらのユーザーからの要望に対して、JDFは何を提供できるのかを、JDF対応システムなどの説明を交えながら、サカタインクスの堀本さんとアートワーカーのスタッフ、国内メーカーからは大日本スクリーンの深見さんにユーザーへの提案やユーザーとしてJDFにどう対応すべきかの話が聞ける。


  • デジタルカメラの普及に伴って印刷原稿としてRGBカラー原稿が入稿される。しかし,撮影段階の色空間の設定や,最終的なRGBからCMYKへの色変換が適切に行われないと色再現がうまくいかない。C5:「デジタル画像と印刷を結ぶ最適CMSルール」では、JPC CMS部会ディレクターの三邊さんからは、オープンな環境への対応を問題提起いただく。そして、プロ・バンク 庄司さん、エビススタジオを関連会社に持つ望月印刷の大鍛さん,伊藤さんから、デジタル画像データから最適な印刷結果を得るために,撮影から印刷に至るまでカメラマンから入稿を受ける立場で検討する。


  • 同一画像データを全国の拠点でプリント/印刷する顧客ニーズに対して、複数の印刷工場で生産される場合においても共通ルールによってその印刷物は品質保証されなければならない。C4:「品質保証への運用」では、はじめに顧客側の品質要求をジャパンカラー基準で自社製品の画像をデータベース化したが印刷会社が違うと色が違うという課題をミサワホーム 西田さんに投げかけて頂く。このユーザーニーズを受けてモデレータの日本プリンティングアカデミー濱先生から印刷品質について、そして全国15社で印刷品質のミニマムスタンダード作りの取り組んでいる、青森オフセット印刷 三上さん、水上印刷 荻野さんから他工場においても品質保証された印刷物を提供しようという全印工連・共創ネットワークグループ「印刷OEM研究会」のチャレンジを紹介する。


  • 印刷および後加工におけるJDF/CIP4で実用普及している印刷機のインキキープリセットの有効性と課題についてC6:「JDF/CIP4による印刷プロダクティビティ向上」では。後加工機である折り機や製本機など後加工機へのJDF/CIP4利用は,どのような条件が整えば普及していくのか。モデレータのJAGAT相馬から、CIP3対応の印刷機を多数設備して活用している壮光舎印刷 堀さん、大平印刷 本田さんに伺う。そして、ハイデルベルグ・ジャパン 武口さんからはJDFが印刷加工工程のプロダクティビティの向上にどのように貢献していくことになるのかお話頂く。


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