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好まれる色演出と画像処理

テキスト&グラフィックス研究会

開催日時 2006年7月18日(火)
14:00-16:20(受付開始:13:30より)
趣旨  従来、印刷用の画像データは、カメラマンによるフイルムの選択からプロラボの現像や印刷会社のスキャナ入力、レタッチの色補正によって作成されてきた。しかし、デジタル撮影では、従来のように色やコントラストの補正を加える機会が減少してしまった。
 一方、カラーマネジメントの考え方は、異なるデバイス間の出力において、同じ色が表現されるようにすることであり、色を変えて良く見せたり演出を加えることではない。

 一般の印刷物では、色補正を加えたいわゆる記憶色や期待色と呼ばれる指標によって画像演出された色再現が数多く見られる。これらは、フルデジタルの時代になっても必要とされ重要な技術であり、印刷用では実績ある製版スキャナの色変換エンジンをベースにRGB画像を最適化するノウハウが組み込まれた色変換ソフトウェアがある。
 また、プリンタ内部では顧客のニーズに合わせた独自の画像解析や画像処理技術を駆使し、入力されるRGB画像データ毎に画像処理を変化させ、最も好印象になる機能を搭載している。

 本ミーティングでは、印刷に適したRGBデータのあり方や画像演出などデータの最適化や考え方について、色再現を最適化するソフトウエアやプリンタに搭載している具体的な画像処理技術をもとに考察する。
講師と内容

●14:00-14:45 印刷に適したRGBデータと画像演出

株式会社プロ・バンク システムプランナー 庄司 正幸 氏

●14:45-15:30 RGBデータを最適化するColorGenius DC Ver3.0
株式会社メディアテクノロジージャパン 営業推進一部 係長 福原 節寿 氏

●15:35-16:20 インクジェットプリンタの画像処理技術
セイコーエプソン株式会社 IJP設計部 主査 藤野 真 氏

※内容は変更することがございます。あしからずご了承ください。
会場 社団法人日本印刷技術協会
東京都杉並区和田1−29−11
参加費 一般:15,750円/JAGAT会員:15,750円
参加費振込先 内容の問い合わせは下記へご連絡ください。

社団法人日本印刷技術協会 研究調査部 テキスト&グラフィックス研究会担当
電話:03-3384-3113(直通)

お申込は,この 申込書 FAX(03-3384-3481)にてお申し込みください。 テキスト&グラフィックス研究会メンバーの方へは別途送付しておりますメンバー用の申し込み用紙をご利用ください。

主催 社団法人日本印刷技術協会

2006/07/12 00:00:00


公益社団法人日本印刷技術協会