自動車や電子部品などの業界を中心に成長を続けるEC市場であるが、印刷業界については名刺などごく一部の品目にとどまっている。PAGE2007E2セッションでは、印刷物の電子的な受発注へのJDF利用の可能性について、JAGAT2006年10月より活動しているJDF/EC研究会の内容を中心にJAGAT客員研究員の岸和孝氏とJAGAT研究調査部花房賢より発表した。
「全体最適」というキーワードとともに登場したJDFであるが、現状では異なるメーカ間での機器接続、あるいはMISと生産設備とのデータ交換という範疇で終始している。本当の意味での「全体最適」を目指すのであれば、顧客との関係の見直しが不可欠である。JDFの仕様では、印刷物の製品仕様については、ProductIntent(プロダクトインテント)と呼ばれるものを用いて指定することになっている。また、見積り依頼、見積り回答、購入注文といった商取引の手続きについてはPrintTalkという規約があり、こちらの仕様もCIP4で管理している。
PrintTalkとJDFのProductIntentの概要については、こちらの記事を参照いただきたい。
現在、JDF/EC研究会では、印刷物の標準的な仕様書項目(案)を検討するとともに、その項目のJDFによる表現を試みている。リーフレット類の仕様書(案)とそのJDF表記の一部を以下に示す。
詳細について関心のある方は、こちらまでお問い合わせください。



2007/02/27 00:00:00