平成18年度「IT企業百選」でJAGAT会員企業4社が受賞(2)
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透明性の高い利益分配システム
平成18年度IT企業百選において優秀賞を受賞した弘報社印刷の業績配分主義の導入実績は長く、昭和45年から「成果配分三分法」の方針に基づいて利益を@従業員(賞与)A会社(内部留保)B国・地方自治体(税金)に三分してきた。そして、創業以来45年連続での経常黒字を確保している。
従業員の経営参画意識を高めるシステム
売上高予算は会社が一方的に与えるのではなく、営業が自己申告的に努力目標を掲げていく、本来の目標管理制度の思想に則った運用がなされている。
このような経営スタイルの根底には、従業員の経営への参画意識を高める「喜働三権」の考え方がある。(1)所有権(持ち株会制度)、(2)使用権(各種委員会制度)、(3)収益権(成果配分制度)。
オリジナリティの高い予算策定システム
取材した折には、損益予算の策定システムも独創性が高いものであることにも触れることができた。ここで詳細に触れることはないが、利益分配システムと経営参画システムと結び付き、同社の経営の考え方と将来を数値で定量表現している。これらのシステムが有機的に相乗して、同社の経営基盤を支えている。
MISやITを志向する前に準備すべきこと
また、同社では個別原価管理は重視しないと明言する。算出と管理の複雑性、常に一過性要素を多分に含む個別原価の信頼性を勘案して判断されている。
同社の受賞事例は、MISやIT化を考える上において、構築の土台になるべき理念や思想が正しいものであれば、業績にもつながり、システム設計もしやすくなるという好例であろう。
平成18年度「IT企業百選」でJAGAT会員企業4社が受賞(1)
IT経営百選とは
株式会社弘報社印刷
2007/05/23 00:00:00
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