印刷物の制作だけを目的とするのであれば、どのようにデータを保管するかということに関心は少ないだろう。
しかし、Web配信や携帯コンテンツ・電子書籍などのコンテンツ活用を想定する場合、XML技術に基づくデータ入力・保管と印刷物・Web等へのXMLパブリッシングが効果的である。また、コンテンツ保管をXML形式とすることで、データやシステムの陳腐化リスクの回避などの効果も大きい。

近年では、あらゆる出版物において印刷物を想定するだけでは済まない時代となってきた。すなわち、印刷物の制作・発行とWebや携帯サイト、電子書籍などでのコンテンツ2次利用やクロスメディア発信への連携が必須となりつつある。
たとえば、昨今では辞書のほとんどが、印刷物だけではなく電子辞書やWeb・携帯サイトでも利用されるようになっている。Web・携帯サイトでの辞書の利点の1つに、最新情報の反映がある。これはXMLによるコンテンツ管理によって、頻繁に更新が可能であることで実現している。

本セミナーでは印刷出版分野におけるXMLデータを活用したソリューションの技術と事例を考察する。

［講師や時間割はやむを得ず一部変更する場合がございます］
●13:00-13:55 製造業におけるXMLデータベースの活用事例

●14:00-14:55 辞書向けXMLソリューションの取り組み

●15:05-16:00 教材出版におけるXMLパブリッシングの取り組み

●16:05-17:00 標準オフィスフォーマット（ODF）とXMLを利用したドキュメント管理

• 口座名：（社）日本印刷技術協会

• 口座番号：みずほ銀行中野支店（普）202430

社団法人日本印刷技術協会　研究調査部　テキスト＆グラフィックス研究会担当
電話：03-3384-3113（直通）

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