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人はどのように色を感じるか

〜 色の心理物理的な側面 〜

テキスト&グラフィックス研究会 ミーティング

開催日時 2007年8月20日(月)
13:20-17:00(受付は13:00より)
趣旨 ニュートン以来、色は物理光学の問題である一方、感覚的な現象的体験でもあった。人間が色を感じるメカニズムがあり、感覚的な色に対するイメージがあるので、その両方からのアプローチが必要である。

本セミナーでは、色の使い方の基本となる情報として、色に対する人の直感的な反応(振る舞い)、生活や文化の関係を掘り下げて取り上げる。

従来から、伝統工芸、服飾、放送、印刷その他多くの分野で独自の色に関するノウハウが積み重ねられてきたが、それらを貫いた視感覚、色感覚を考え、色の認知に関し、専門家の先生のお話を聞いて総合的な理解を深める。

構成と内容

[講師や時間割はやむを得ず一部変更する場合がございます]
●13:20-13:30 オリエンテーション

(社)日本印刷技術協会 常務理事 小笠原 治

●13:30-14:45 眼−脳システムから色を観る
         〜観察色彩学の世界への招待〜

[左右眼の視(2眼1視)、視の機能、双眼視系作用のRG視、レンズ系作用]

文星芸術大学教授、東京芸術大学名誉教授 小町谷 朝生 氏

【講師プロフィール】
1933年長野県生まれ。東京芸術大学美術学部工芸科漆芸専攻。卒業後、色彩研究に転じる。現在、文星芸術大学教授、東京芸術大学名誉教授。日本色彩学会元会長、(財)スガ・ウエザリング技術振興財団評議員、(社)日中科学技術文化センター理事、東京商工会議所カラーコーディネーター検定試験委員長。著書に「キュクロプスの窓」、「眼の不思議世界」、「色彩の発見」、「色彩のアルケオロジー」、などがある。

●14:55-16:10 色彩の効用とそのメカニズム
         −何故、色に暖かさや重さを感じるのか

[色彩の効果、共感覚、色と連想、肌色の好ましい再現を説明するモデル]

慶應義塾大学法学部教授 鈴木 恒男 氏

【講師プロフィール】
慶應義塾大学法学部教授。1973年慶應義塾大学文学部心理学専攻卒業、1977年慶應義塾大学大学院社会学研究科心理学専攻修士課程修了。2004年千葉大学自然科学研究科博士(学術)取得。資生堂株式会社横浜研究所、富士写真フイルム足柄研究所を経て現職。現在の専門分野は生活科学一般(色彩知覚、色彩認知、色再現)。日本色彩学会、日本視覚学会、日本照明学会所属。日本色彩学会論文賞受賞。

●16:10-17:00 パネルディスカッション

会場 社団法人日本印刷技術協会 アネックス3階研修室
(〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11)
参加費 JAGAT会員 15,750円 / 一般 15,750円
参加費振込先 参加費は下記口座にセミナー開催日の2日前までにお振り込み願います。なお,お申し込み後の取り消しはお受けできません。代わりの方のご出席をお願いします。
  • 口座名:(社)日本印刷技術協会
  • 口座番号:みずほ銀行中野支店(普)202430
申込み お申込みは、この申込書 を出力して必要事項をご記入のうえ、 FAX(03-3384-3481)にてお申し込みください。
テキスト&グラフィックス研究会メンバーの方へは別途送付しておりますメンバー用の申し込み用紙をご利用ください。

問い合わせ先 内容に関して
  研究調査部 テキスト&グラフィックス研究会担当
  電話:03-3384-3113(直通)

お申し込み及びお支払に関して
  経営推進部販売業務グループ
  電話:03-5385-7185(直通)

主催 社団法人日本印刷技術協会

2007/08/16 00:00:00


公益社団法人日本印刷技術協会