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ロジスティックを工夫してデジタルワークフローを構築

製本工程の新しいロジスティクスの考え方

後加工におけるロジスティクスのポイントは印刷工程と製本工程を効率的にリンクすることである。 印刷工程から製本加工工程につながるロジスティクスについて一工夫するケースが増えており、ここでは印刷から製本へのワークの受け渡しがキーになる。

効率を上げるデジタルワークフロー

作業情報のデジタル化という動きが広がってきている。製本市場の動向は小ロット化が今後も進むといわれている。 印刷と製本加工の生産管理の一連化は避けられない。ある製本機械メーカーの製品のすべてにローカルエリアネットワーク用の差し込み口があり、JDF/JMFに対応している。ポストプレス機器のJDF/JMF対応については、今後ますます進むだろう。

接着剤によるトラブル

接着剤の性能は上がってきている。昭和40年頃、ホットメルトが無線綴じとして普及し始めた。その頃に比べ無線綴じの本が壊れるという意識を持っている人はいない。しかし、ホットメルトは化学合成樹脂で、プラスチックと同じようなものが接着剤として使われており、使用条件や年数によっては壊れやすくなる。

接着剤によるトラブルにはいろいろなケースがあり、一番多いのは本文又は表紙がバラけるケースだ。

普及しつつあるPUR

製本業界でも無線綴じにPUR(Poly Uretane Reactive)を使用する動きが出てきた。この接着剤は、特に新しいものではない。合成樹脂の接着剤としては一般的に使われており、製本用としても取り扱うようになってきた。

後加工の環境対応

最近はいろいろな認証マークがあるが、製本分野での環境対応としては用紙に悪影響を与えないでいかにリサイクルをするかである。 改良はかなり進んでいるが製本にとっては接着剤の強度が悪いとバラ本につながるため、強度を高めてかつリサイクル対応ができているかがポイントになる。

表面加工もいろいろなタイプのものがあり、耐水性の高いニスも表紙材に使用されている。特に水性ニス系のものはリサイクルしやすい。逆にPPフィルムは禁忌品なのでエコマーク認証品へ使用出来ない。

なかなか進まないICタグの実用化

ICタグの製本分野での使用形態は、取次・書店での在庫の一括管理だ。 ICタグは多機能ではあるがどのような情報をどの時点で書き込んで製本工程ではどうやって綴じるのか、コスト面をどう解決するのかという課題がありなかなか進んでいない。

出典:JAGAT 発行「2007-2008 グラフィックアーツ機材インデックス」 工程別・印刷関連機材総覧

(2007年9月)

2007/09/13 00:00:00


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