ネットレイティングスは、インターネット上の視聴動向調査、マーケティング情報の提供を主に行っているが、このところ媒体価値を測るための評価方法を変えてきている。今までは、訪問者のブラウザにWebページが1ページ表示されるPV(page view)が、主たる指標になっていた。それをサイトの滞在時間に指標をシフトしていくのである。
なぜならRSSリーダーなどからネットへのアクセスも考慮しなくてはいけないからである。従来のPVだけでは、ユーザーの動向が正確に測れないという。
YouTubeやニコニコ動画などの動画系サイトでは、PVが低くともそれだけ滞在時間も長くなる。テキスト系でもSNSやCGMなどでも同じことが言える。PV指標だけだとそこを見落としてしまう。だから滞在時間が重要な指標になってくるのである。
また2007年9月にネットレイティングスが発表したニコニコ動画のひとりあたり平均利用時間は3時間14分で、これは、YouTubeの3倍以上になるという。これはニコニコ動画が、視聴者参加型で楽しむスタイルに価値があることを明らかにした、という。
■事業内容
インターネット利用者動向調査及び マーケティング情報の提供
アクセス解析、各種受託調査、マーケティングのコンサルティング
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(2008年1月)
2008/01/15 00:00:00