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顧客と印刷会社が問題意識を共有する仕組みとは

ワンソース・マルチユースの実現は容易ではない

チラシ・パンフレットや雑誌・書籍など一般のオフセット印刷において、原稿データや校正のやり取りの自動化やコンテンツの2次利用を実現することは容易でない。

たとえば、発注者(プリントバイヤー)が画像データの2次利用をおこないたいと考え、印刷物製作後に校了データ(CMYK画像)を戻すことを依頼する。
印刷会社の多くは独自の印刷基準にしたがって製作しているため、校了データはその会社の印刷基準に最適化されている。このようなCMYK画像の2次利用は、品質の犠牲なくしては困難である。

2次利用可能な画像データを保持するには、RGBなどデバイスに依存しない形式を採用すること、シャープネスをかけないこと、キャリブレーション可能なモニタで校正をおこなうこと、どのようなCMYK変換をおこなうかなど、事前に検討し調整すべきことがたくさんある。

コンテンツの共有から問題意識の共有へ

このような仕組みを構築する上で大切なのは、発注者側と印刷会社の関係部門が、依頼されたことだけに応えるのではなく、共通の知識レベルに立って現状を理解し、共通の目的に向かって調整することである。

そのためには、常日頃からコンテンツや情報を共有する環境を持ち、コンテンツの有効活用をどのように実現するか、問題意識を共有することが重要である。
アセット管理とは、データを保存することだけが目的ではなく、問題意識を共有することができる仕組みと言えるだろう。

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2008年4月

2008/04/10 00:00:00


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