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経営シンポジウム2008◆ご案内

――――印刷会社の中期経営戦略を考える――――

働きがいのある会社=顧客の期待を満たせる会社


[11月27日・木曜日 13:30〜17:00 開催]

お申込みはこちらから(Web、FAXいずれでもお受けできます)

【印刷会社の成長・進化へのアプローチ】
印刷会社の「強み」再構築のための経営戦略
これまでの3年間、「風土改革」「人材マネジメント」「サービス経営」をテーマに経営シンポジウムを開催してまいりましたが、本年はその総決算として「従業員にとっての働きがいと、顧客にとっての魅力をあわせもつ会社作り」を考えます。
印刷会社が「従来の印刷会社」からの脱却を求められる今、自社の価値創造をどの軸に則って進めていくべきなのかが問われています。それを「従業員」と「顧客」という2つの観点から探ります。

バブル経済崩壊から今日に至るまで、多数の日本企業で従業員の「帰属意識」「仕事に対する熱意」、そして「会社に対する信頼」の低下傾向が続いています。
従業員の不満を減少させる施策、仕事のやりがいを高める努力をしても、組織的な「信頼関係を築く具体策」がなければ、質の高い収益は生めず、安定した経営基盤は築けません。

社会の環境変化は顧客の意識を大きく変えました。ビジネスの質が問われるようになり、長い付き合いだからというだけで顧客との関係が継続できるものではなくなってきています。
「不満をもった顧客の9割以上が無言で離反していく」というセオリーもより厳しさを増してきている中、「信頼関係を築く具体策」が求められています。

「従業員」にとっての働きがいと、「顧客」にとっての魅力をあわせもつ印刷会社とは?

基調講演には、『働きがいのある会社 日本におけるベスト25』(08年5月刊)の著者で、組織と働きがい研究所所長 斎藤 智文氏をお招きして、ディスカッションと併せて問題解決に挑みます。
ぜひ、ご参加お待ちしております。

開催日◆2008年11月27日(木)
    13:30〜17:00
会場◆NHK・千代田放送会館ホール(東京・紀尾井町)
対象◆印刷業及び関連業の経営者、経営幹部、営業/人事/総務責任者、他管理職
主催◆社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)

*シンポジウムの概要情報は随時更新してまいります。またJAGAT・TOPページ、TechnoFocus に関連レポートも随時掲載してまいりますので、そちらも併せてお読み下さい。

■内容について


第1部■基調講演[13:30〜14:30]
「働きがいのある会社――従業員の力を引き出す方法」
●組織と働きがい研究所所長 斎藤 智文氏


[プロフィール]
(さいとう・ともふみ)組織と働きがい研究所 所長
中央大学卒。1984年社団法人日本能率協会入職。人事革新センター部長、人事革新グループ グループ長など組織・人事分野の課題解決を担当する部門の責任者を歴任。2003年7月、日本能率協会コンサルティングに転籍、HR革新センター チーフコンサルタントを経て、05年11月よりGreat Place to Work (R) Institute Japan チーフプロデューサー。08年7月に独立。「働きがいのある会社」のコンセプトとモデル、ならびに世界各国の優れた企業事例の普及に全精力をあてている。直接訪問してヒヤリングした海外企業は190社を超える。著書『働きがいのある会社 日本におけるベスト25』(2008年5月、労務行政刊)ほか人事・組織・働きがいに関する論文多数。



「働きがいのある会社」とは「従業員が、勤務している会社や経営者・管理者を信頼し、自分の仕事や商品・サービスに誇りを持ち、一緒に働いている仲間と連帯感を持てる会社」のことで、この考え方はGreat Place to Work(R)Institute, Inc(米国)により開発され、世界中の企業の従業員アンケートを基に独自の分析手法で評価した調査結果を1998年から毎年、経済誌『フォーチュン』に発表しています。2007年には日本企業の最初の調査結果が発表されました。
『フォーチュン』のベスト100企業の継続調査によると、質の高い人材確保、優秀な人材の離職率低下、リスクテイクできる人材の増加、創造性の発揮、 イノベーションの促進、そして顧客満足・顧客ロイヤリティの向上が顕著にみられ、全体として「生産性向上」「収益向上」に結びついているといいます。
この調査の目的は、働きがいを形成している「各社の強みの発見」にあり、この基調講演ではその「強み分析」をもとにした、「働きがいのある会社」創出のための経営戦略を考えます。


第2部■ディスカッション[14:45〜17:00]
「従業員と顧客の両者にとって魅力ある印刷会社とは?」
●田中産業株式会社 代表取締役社長 田中裕 氏
●株式会社遊文舎 専務取締役 三宅由美子 氏
●組織と働きがい研究所所長 斎藤智文 氏
●日本印刷技術協会 常務理事 小笠原治
●日本印刷技術協会 理事 杉山慶廣


従業員の働きが顧客の期待を満たすとき、会社は継続的な成長をはじめます。新しいビジネスプランもイノベーションも収益の安定基盤の確保も、「従業員」「顧客」双方の信頼関係がなければ生み出せません。
この第2部のディスカッションでは、「従業員」「顧客」との関係の見直しを通して、「従来の印刷会社」からの脱却のための自社の価値創造の具体策を考えます。

■パネラー企業紹介


●田中産業株式会社
同社は「もっとたのしく・もっとゆたかに」を社是に、高い技術を持つと同時に、全く新しい分野に挑戦できるフットワークを持ち、顧客視点に立った「問題解決力の高い会社」になることを目指しています。
[会社概要]
本社=埼玉県◆従業員=130名◆資本金=5000万円◆創業=1953年◆設立=1956年◆事業内容=大型印刷(駅貼り等大型ポスター・宣伝用バナー・大型POP 等)、厚紙印刷(パッケージ・CDジャケット・絵本 等)、特殊印刷(フィルム・メタル紙・3Dレンチキュラー 等)、シルクスクリーン(点字・バーコ・表面加飾・スクラッチカード 等)、加工(ラミネート・箔加工・抜き貼り加工 等)

●株式会社遊文舎
同社は、顧客満足のためにはソフトの部分、リクエストの先にあるニーズの部分の共有にこそ真の課題があると考えており、文化に親しみ文化を育む印刷会社として、顧客満足のその先にあるものを目指しています。
[会社概要]
本社=大阪府◆従業員=50名◆資本金=1500万円◆創業=1969年◆設立=1979年◆事業内容=CD-ROM、Webコンテンツ制作(PDF、SGML)等のマルチメディア対応、カタログ・業務案内・マニュアル等、販売促進全般の企画・デザイン・制作、書籍・論集・紀要等の編集・印刷、新聞・広報誌等定期刊行物の編集・印刷、名簿・パーツリスト・図面等のデータ管理、検索処理、会社案内・年誌の企画

■関連レポート
「「信頼」が「働きがい」につながる」

■開催概要


● 開催日時
2008年11月27日(木)13:30〜17:00
● 会場
千代田放送会館ホール(東京・紀尾井町、地下鉄永田町駅・5番、9番出口より徒歩3分)

東京都千代田区紀尾井町1-1 tel:03-3238-7401
● 主催
社団法人日本印刷技術協会
● 定員
150名
● 参加費
JAGAT会員 15,750円(税込)
一般 21,000円(税込)

■お申込方法


お申し込みは、Web、FAXいずれでもお受けできます。

■Webからのお申し込み
入力フォーム に必要事項を記入の上、お申し込みください。

■FAXからのお申し込み
経営シンポジウム参加申込書 に必要事項を記入の上、社団法人日本印刷技術協会・経営シンポジウム係までFaxにてお申し込みください。

受付順に参加証並びに参加費請求書を送らせていただきます。なお、お申し込み後のキャンセルは致しかねますのでご了承ください。

● 参加費振込先
口座名:社団法人 日本印刷技術協会
みずほ銀行 中野支店 (普)202430
● お問い合わせ先
社団法人 日本印刷技術協会
〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11
内容、お申込みについて[経営企画室・広報担当宛]=tel:03-3384-31111  fax:03-3384-3481

*記載内容は諸般の事情により、変更となる場合があります。予めご了承下さい。

2008/10/24 00:00:00


公益社団法人日本印刷技術協会