現在は景気後退局面にあるが、振り変えればこのような時代のイノベーションが次代の原動力になってきた。では、そのイノベーションのカギはなんだろうか？

　「情報メディア白書2009（2009年１月下旬発行予定）」の解説を通して、生活者のメディア･コンテンツ接触の視点から、来るべき時代の情報メディアのあり方について考え、メディア･ビジネスにおけるイノベーションのヒントを得る。

　そして、メディアの多様化は印刷産業のGDPに占める割合を低下させてきた。一方で印刷会社経営は景気連動性を強めている。それはなぜか。現在迎えている景気後退局面における印刷市場の展望はどのようなものか。

　 周辺市場動向や印刷会社経営・景況データ、工業統計、情報メディアの変化などの与件を整理し、2009年の印刷市場展望を試みる。

講演1　14:00-15:00 「変わる情報メディアの現在と展望」
　　　　　　　　　　　〜『情報メディア白書2009』から〜
　　(1) 2009年の展望
　　(2) コンテンツ消費への着目理由
　　(3) コモディティ時代のコンテンツ消費とは
　　(4) 印刷媒体の今後の展望

略歴：東京大学法学部卒。1998年（株）電通総研入社、民間や官公庁等の情報メディアの将来についての調査・研究、コンサルに関わる。著書に「情報メディア白書」（電通総研編、共著）他多数。


講演2　15:00-16:00 「2009年の印刷市場展望」
　　(1) 景気と印刷市場の相関
　　(2) 主要広告メディア市場と主要顧客業界の動向
　　(3) 大手・中堅中小印刷会社の経営状況
　　(4) 2009年の印刷市場展望と予測

略歴：大手書店と出版社の経営企画を経て2004年よりJAGAT。紙メディア、印刷会社の経営状況、印刷市場の調査研究及び執筆等に従事。著書に「印刷白書」（JAGAT編、共著）など。中小企業診断士。

• 口座名：（社）日本印刷技術協会

• 口座番号：みずほ銀行中野支店（普）202430

社団法人日本印刷技術協会　研究調査部
　　　　　　印刷マーケティング研究会担当
電話：03-3384-3411（直通）