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Web-EDIに連動させたチラシ制作システムで納期短縮・コスト削減

〜クライアント動向2001シリーズ/チラシ印刷画像5万点をDB化!〜

開催日時
2001年2月1日(木)14:00〜16:00

主旨
日本の小売流通業は欧米に比べ、中小小売業への依存率が高く、それぞれの地域に密着した小売業が根をおろしています。長い間、国が大手企業の出店を規制してきたことから淘汰の波が回避された結果、流通業全体の効率化という観点では問題を残しています。ボストン・コンサルティング・グループの報告によりますと、現在の日本の流通構造のままアメリカの大手流通業が進出すると日本の大手流通業よりも10%はコスト競争力をもっているといわれています。流通最大手潟_イエーは、新しい時代のサプライチェーンマネージメントを目指し、Web-EDIの機能拡充をはかっています。その中で、業界EDIと合わせてチラシ制作システムを開発しており、現在5万点の商品画像がデータベース化されています。
 メーカー・卸との電子商談化(Web)からはじまり、自社の販売システム全体をネットワークするとともに印刷制作にもWebを取り入れるなど、制作フローやルールを大きく改革した結果、チラシコストを10%ダウンすることに成功しました。
本セミナーでは、(株)ダイエーの取組まれた、Web-EDIそしてチラシ制作システム、画像DBなどの取組み、成果についてお話をお伺い致します。

講師
村田 智憲 氏
(株式会社ダイエー情報システム システム企画 副部長)
太田 和宏 氏
(株式会社ジャパンプリントシステムズ 事業開発室 首席)

内容
・日本の小売流通業の現状と課題
・ダイエーが取組むWeb-EDIとは
・チラシ制作の試行錯誤〜古くて新しい問題
・抜本的なチラシワークフローの見直し(フルデジタル化、ルール化、スピード化)
 -テキストはWeb商談、商品マスターと連動
 -売出売価、キャッチ、POP、画像を登録
 -商品画像は、印刷用と閲覧用に
 -実画像のオンライン化をどうするか
・情報の共有化と効率
 -店舗にてWebで最終確認
 -POPは印刷発注から各店舗制作に変更
・時間・コストはどれぐらい削減できたか
・商品画像DB5万点を構築
 -画像入力と管理
 -商品画像は外販も
・これからの課題(システムの今後/チラシの今後)

会場
社団法人日本印刷技術協会 研修室(杉並区和田1-29-11)
 *地下鉄中野富士見町駅下車徒歩5分

主催
社団法人 日本印刷技術協会

参加費(1名様・消費税込)
協会会員   10,500円
一般     15,750円

申込み
内容の問合わせは下記へご連絡ください
社団法人日本印刷技術協会 マーケティング部
Phone: 03-3384-3112/Fax: 03-3384-3116

2001/01/25 00:00:00


公益社団法人日本印刷技術協会