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シンポジウム「2050年に印刷はどうなる?」

2050年シリーズ第二弾!!

■ 満員御礼  定員に達しましたので,お申込みは締め切らせていただきました。

グーテンベルクの活字印刷発明以来,人間社会の発展に大きく貢献してきた印刷メディア。20世紀末にはデジタルの登場によりグラフィックアーツ技術も一層進化したが,21世紀にはさらにバイオ,ナノテク,AIなど科学・技術が加速的に進歩して,新たな状況が生まれると考えられる。10年あるいは50年後,グラフィックアーツの姿はどのようになっているのだろうか。今回のシンポジウムでは,グラフィックアーツ技術の各分野でご活躍のパネラーをお招きし,50年後を想像し,今後の進むべき道を探るきっかけとしたい。

★シンポジウムトップへ  ⇒関連記事などを掲載しています。

◆開催日時:2001年9月18日(火) 13:00〜18:00
◆場所社団法人日本印刷技術協会アネックス3F研修室(東京都杉並区和田1-29-11 TEL03-3384-3113)
◆主催:社団法人日本印刷技術協会
◆定員:80人(定員になり次第締め切ります)
◆参加費:10,500円(税込み)

◆Schedule

● 13:00-13:15  オリエンテーション

● 13:15-13:45 2050年のグラフィックテクノロジー(表現系)

東京工業大学 情報理工学研究科 計算工学専攻 教授 中嶋 正之(なかじま・まさゆき) 氏

工学博士。1971年東京工業大学大学院修士課程修了。1975年同大学院博士課程単位取得満期退学。工学部像情報工学研究施設助教授,同学部電気電子工学科教授,同学部情報工学科教授を経て,94年より大学院情報理工学研究科計算工学専攻教授。専門分野は,マルチメディア情報処理,計算機画像処理,コンピュータグラフィックス,画像符号化,パターン認識,VR。著書に,『グラフィクスとマシーンシステム』,『3次元CG』(共著),『マルチメディア工学』(共著)など約30冊。映像情報メディア学会・テレビジョン学会メディアサービス&コンテンツ研究会委員長,電子情報通信学会国際委員会委員,日本印刷学会会員,経済産業省IT標準化戦略委員会委員,ISO/TC130/WG2関係画像情報処理標準化委員会委員長など多くの委員を歴任。

● 13:45-14:15 印刷の2050年(印刷機,プリンタ,FA,CIM)

室蘭工業大学 機械システム工学科 計測システム研究室 教授 三品 博達(みしな・ひろみち) 氏

1962年北海道大学理学部地球物理学科卒業。同大学工学部(精密工学科,応用物理工学科)助手,応用電気研究所(現電子科学研究所)助教授,千葉大学工学部画像工学科助教授を経て現在室蘭工業大学・機械システム工学科教授。レーザ応用計測,画像計測・制御と画像評価,画像生産システム管理に関する研究に従事。近年,印刷工程管理情報の統合・標準化による印刷機械および印刷物作成工程のネットワーク化・知能化を目指して,日本印刷産業機械工業会との共同研究を推進。

● 14:15-14:45 印刷の応用技術(ナノテク,バイオ…)

大日本印刷(株) 研究開発センター AT研究所 所長 高野 敦(たかの・あつし) 氏

1982年京都大学理学部物理系卒業。同年,大日本印刷(株)入社。中央研究所研究企画グループリーダー,研究開発推進本部課長を経て現在に至る。98年より現職。主に,薄膜プロセスおよび半導体物性研究,研究開発企画業務に従事。ナノテクノロジーの観点で印刷技術の再構築を目指す。

● 14:45-15:15 情報ネットワークの伸展とグラフィックアーツの将来

凸版印刷(株) Eビジネス推進本部 テクニカルセンター 課長 藤沢 修(ふじさわ・おさむ) 氏

1989年明治大学大学院電気工学専攻修士課程修了。同年,凸版印刷(株)入社。総合研究所画像情報センター,マルチメディア事業部,総合研究所情報技術研究所を経て現在に至る。主に静止画像圧縮・伝送,レイアウトデザインシステム開発, インターネット系ビジネス開発に従事。2000年度より現職。主に,画像符号化・情報セキュリティー・Webサイト構築に関する研究・開発に従事。

● 15:15-15:45 デジタルテクノロジーで広がる未来の印刷産業

東洋インキ製造(株)ODIS事業部 カスタマーサポート部 部長 伊賀 哲雄(いが・てつお) 氏

1979年東京理科大学大学院理学研究科修士課程修了。現在,東洋インキ製造(株)オンデマンドイメージングシステム事業部カスタマーサポート部長。DTPの普及とともに,デジタル色合わせ技術の開発,色彩情報処理技術・視覚情報処理の研究開発に従事。一方で日本でのカラーマネジメントシステムの普及,ISOでの印刷の標準化の活動を行った。近年は,オンデマンド印刷技術の開発に携わり,バリアブルプリンティング等オンデマンド印刷の実用化のための技術開発や用途開発に従事している。

● 16:00-18:00  パネルディスカッション

◆問合せ先
社団法人 日本印刷技術協会(JAGAT)/研究調査部 岡
TEL:03-3384-3113 FAX:03-3384-3116

2001/09/03 00:00:00


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