■開催日時 |
2002年9月17日(火)
14:00-16:00(受付は13:30より)
|
■趣旨 |
デジタルカメラやカラーマネジメント技術の普及が進むにつれて,RGBカラースペースを意識する機会が増えてきています。一例としてPhotoshopのカラーワーキングスペースの設定があります。作成するデータの使用目的が印刷用途の場合はAdobeRGBをインターネットなどのマルチメディア用途ではsRGBを設定するというのが,ひとつのデファクトとなりつつあります。
ISOで規定された標準色空間であるsRGBが,印刷用途のRGBカラースペースとして避けられる最大の原因は色再現領域(ガマット)が狭く,印刷で再現できるのにガマットに入らない色があるためです。
そこでsRGBのカラースペースを拡張しようとする提案がいくつかあります。sYCCは,圧縮画像用色空間として普及しているYCCをsRGBベースで定義したもので,sRGBから単純な変換式で求められるうえ,RGB値がマイナスとなる値や255以上の値を許容するのでsRGBより広い色域を表現できます。sYCCは最新のJPEG圧縮規格であるJPEG2000やデジタルカメラの標準画像フォーマットであるExif2.2に既に採用されています。
本ミーティングでは,今後デジタル画像を扱う上で目が離せないRGBカラースペースの標準化,特に拡張色空間の最新動向を紹介します。
|
■講師と内容 |
●14:00-16:00
キヤノン株式会社 国際標準企画センター
国際標準企画部部長 桑山 哲郎 氏
国際標準第二企画室 主幹研究員 会津 昌夫 氏
・sRGBシリーズの改訂の動向
(sYCC, bg-sRGB, scRGB等)
・JPEG2000やExif2.2などへの応用状況について
|
■会場 |
社団法人日本印刷技術協会 アネックス3F研修室
(〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11)
|
■参加費 |
JAGAT会員・一般 10,500円
|
■参加費振込先 |
参加費は、下記口座にミーティング開催日の2日前までに振り込み願います。なお、お申し込み後の取り消しはお受けできません。代わりの方のご出席をお願いします。
|
■申込み |
内容の問い合わせは下記へご連絡ください。
社団法人日本印刷技術協会 研究調査部 テキスト&グラフィックス研究会担当
電話:03-3384-3113(直通)
お申込は,この
申込書
FAX(03-3384-3481)にてお申し込みください。
テキスト&グラフィックス研究会メンバーの方へは別途送付しておりますメンバー用の申し込み用紙をご利用ください。
|
■主催 |
社団法人日本印刷技術協会
|