本記事は、アーカイブに保存されている過去の記事です。最新の情報は、公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)サイトをご確認ください。

すそのが広がるデジタルアーカイブ

〜美術品から地域情報まで〜

通信&メディア研究会 拡大ミーティング

開催日時 2002年10月22日(火)
集合時間14:00,終了予定時間16:10
趣旨

美術品や資料などのデジタル化を行い,保存や新たな利用へつなげるデジタルアーカイブは,これまで国立の博物館や美術館などを中心に取り組みが行われてきました。大日本印刷や凸版印刷では海外や日本の美術館の所蔵品をデジタル化し,美術館での利用だけでなく商業利用を模索してきました。

最近では,地域の歴史や文化の資料を対象に保存しようとする動きもめだっています。各地域の図書館や資料館には未整理の資料が膨大にあり,これらの地元の資料をデジタルで永久保存するための活動が,各地域でNPO法人などの形で本格的に取り組まれています。

「NPO法人地域資料デジタル化研究会」では山梨県内の道祖神や地域の歴史などの収録につとめています。 

ここでは,アーカイブにおける最先端の取り組みと,地域に密着した資料保存を取り上げ,裾野がひろがりつつあるデジタルアーカイブとビジネスの可能性について探ります。

内容 ●14:00-15:00 高精細の画像配信―ストリーミングギャラリー
株式会社DNPアーカイブ・コム チーフプロデューサー 原瀬 裕孝 氏

美術品のアーカイブ事業で,高度な画像処理技術と価値の高いコンテンツを着実に蓄積してきた大日本印刷グループのDNPアーカイブ・コム。7月からサービスを開始した,ルーブル美術館の作品を配信する「ストリーミングギャラリー」の概要と高精細画像配信の可能性について紹介していただきます。

●15:10-16:10 活発化する地域情報のデジタルアーカイブ

NPO法人地域資料デジタル化研究会 理事長 小林 是綱 氏

図書館の未整理の資料をデジタル化することを目的に発足された地域資料デジタル化研究会。現在の活動内容と,官―NPO―民と連携によるデジタルアーカイブの必要性とともに,そこに広がるデジタル化ビジネスの可能性についてお話いただきます。
会場 社団法人日本印刷技術協会 (東京都杉並区和田1-29-11
対象 印刷会社,出版社,新聞社,図書館,美術館などの企画,情報システム担当者,経営者など
参加費 1名 10,500円(通信&メディア研究会メンバーの方へは別途送付しておりますメンバー用の無料の申し込み用紙をご利用ください)
申込み 内容の問い合わせ

社団法人日本印刷技術協会 研究調査部 通信&メディア研究会 小林
電話:03-3384-3113(直通)

お申込は,この 申込書を出力して, FAX(03-3384-3481)にてお申し込みください。
通信&メディア研究会メンバーの方へは別途送付しておりますメンバー用の申し込み用紙をご利用ください。

主催 社団法人日本印刷技術協会 通信&メディア研究会
●通信&メディア研究会 メンバー向けサイト活動予定
担当 研究調査部 tel:03-3384-3113

2002/10/18 00:00:00


公益社団法人日本印刷技術協会