デジタルカメラが印刷に使われる機会が非常に多くなり、いつか印刷原稿の過半数になるだろうと思われている。しかし現実には、プリプレスにおけるデジタルカメラ画像の扱いには慣れていないので、戸惑っているところも多い。
今後必然的に増えるデジタルカメラのデータ入稿の混乱にどう備え、どう対処するか、その先にそのような体制が整備されようとしているのか。デジタルカメラの開発から運用面の問題まで専門的に取り組んでこられた、ラボ・アルファチャンネルの伊藤哲氏のご意見をうかがって、新たな画像のワークフローのあり方をディスカッションする。
1.カメラマン、印刷、メーカーの立場の違いはいかなるものか
2.現状でどのような問題が起こっているか
3.目下の対策は何か
4.今後の全体を貫くフレームワークはどうあるべきか
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