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自治体・企業での利用が広がるGIS

・印刷業界におけるGISビジネスの可能性
・顧客情報と地図DBの連携で期待される新たなマーケティングツール
・CADと地図情報を組み合わせた景観シミュレーション
・進むXML標準(X-GML)
通信&メディア研究会 拡大ミーティング

開催日時 2003年1月28日(火)
14:00-16:10(受付は13:30より)
趣旨

軍事目的で整備されてきた地理情報システム(GIS)が,昨今,民間のマーケティングや行政サービスなどへ利用が広がっています。

横須賀市のように行政においては地図情報と防災情報を連動させて,危機管理対策や住民への情報公開に活用されています。もともと地図情報は住宅地図など行政に欠かせない情報として,構築されてきました。

一方で,近年特に民間企業における利用が増えています。地図情報と顧客データを連携させて,チェーン店の出店計画に反映させたり,スーパーの支店の売上分析を行うなど,小売りや流通での利用が広がり,その他に不動産など多方面への利用が期待されています。

ここでは,GISに取り組む先進企業を招き,データの標準化も進むGISの最新動向を紹介します。

講師と内容

●14:00-15:00 地理情報システムの可能性

株式会社マゼラン西川  宮澤 康司 氏

西川印刷(名古屋)のグループ会社マゼラン西川は,新規事業としてGISビジネスに参入。なぜ印刷会社がGISなのか。その背景として、同社は自治体におけるGISの認知度の高さ、印刷業界の延長ビジネス、営業ツールの拡大をあげる。予測されるGISの市場規模の試算をベースに具体的なビジネスやサービス、事業の将来性について解説します。

●15:10-16:10 顧客データベースとGISの融合

株式会社パスコ ビジネスソリューション推進部 担当部長 三国 晋章 氏

航空測量の会社として官公庁を中心に50年の実績を重ねてきたパスコは、紙の地図からデジタルの地図―GISの先進企業として成長を続けています。最近は,民間企業から出店計画やCRMなど経営戦略に関わりの深い業務の仕事も増えています。GISを利用したデータマイニングやGISの標準化(G-XML)の動向などを紹介します。

会場 社団法人日本印刷技術協会 アネックス3F研修室
(〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11)
参加費 JAGAT会員・一般 10,500円
参加費振込先 参加費は、下記口座にミーティング開催日の2日前までに振り込み願います。なお、お申し込み後の取り消しはお受けできません。代わりの方のご出席をお願いします。
  • 口座名:(社)日本印刷技術協会
  • 口座番号:みずほ銀行中野支店(普)202430
申込み 内容の問い合わせは下記へご連絡ください。

社団法人日本印刷技術協会 研究調査部 テキスト&グラフィックス研究会担当
電話:03-3384-3113(直通)

お申込は,この 申込書 FAX(03-3384-3481)にてお申し込みください。
通信&メディア研究会メンバーの方へは別途送付しておりますメンバー用の申し込み用紙をご利用ください。

主催 社団法人日本印刷技術協会

2003/01/20 00:00:00


公益社団法人日本印刷技術協会