いよいよ出版・商業印刷へのデジカメ利用が本格的になってきた。カメラマン／制作会社／製版印刷会社間で，新たな役割分担，ワークフローが模索されつつある。
デジカメデータの印刷利用において，大きな問題点となるのがRGBからCMYKへの色変換である。色再現領域（ガマット）の広いRGBデータをいかに品質を損なわず，あるいは品質を補ってCMYKデータにするかがポイントとなる。
カラーマネジメント技術で言えばガマットマッピングを利用することになるが，記憶色や好ましい色再現など測色的には割り切れない部分が多々あり，こうした人間の経験則をいかにシステム化するかが効率的なワークフロー構築の課題となる。
濃度域の広いポジ原稿をいかにCMYKデータにするかは製版印刷業界がずっと培ってきたスキャナ技術のノウハウであり，ポジ原稿がRGBデータに変わっても共通する部分は多く「ソフトウェアスキャナ」と呼べるような色変換ソフトが製版ベンダーから提供されている。
そこで，本ミーティングでは絵柄データの内容に応じた最適色変換を行うデジカメ用色変換ソフト「ColorGenius DC（大日本スクリーン製造）」を例に，色変換のアルゴリズムについて技術的な話を中心に伺う。

• 口座名：（社）日本印刷技術協会

• 口座番号：みずほ銀行中野支店（普）202430

社団法人日本印刷技術協会　研究調査部　テキスト&グラフィックス研究会担当
電話：03-3384-3113（直通）

お申込は，この 申込書 FAX（03-3384-3481）にてお申し込みください。
テキスト&グラフィックス研究会メンバーの方へは別途送付しておりますメンバー用の申し込み用紙をご利用ください。