本記事は、アーカイブに保存されている過去の記事です。最新の情報は、公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)サイトをご確認ください。

新しい利益の源泉は何ですか

『JAGAT info(ジャガット インフォ)』では,読者の皆様との新たなコミュニケーションの場として,投稿ページ「意見のウラ・オモテ」を設け,毎月1つのテーマについてご意見を募集しています。3月号掲載の第48回テーマは「新しい利益の源泉は何ですか」です。

印刷会社は刷ってナンボという時代は古き良き時代の話となりました。かつてはお札を刷っていたように聞こえた印刷機の音が,今はお金をする(減る)に聞こえるという笑えない話も耳にします。
では,印刷業界はこのまま縮小均衡の道しかないのでしょうか。いいえ,グラフィックアーツのフィールドが広がったことで,新たな利益の源泉が見えてきています。
もちろん,印刷会社としての従来から培ってきたノウハウは今後とも継承されるべきものですが,新しい酒は新しい革袋に入れなくてはなりません。
今後どのようなビジネス領域に力を入れていきたいですか。従来型の印刷に比べて,伸びていきそうな領域はどこですか。今後,どういうところで利益を出すようにしていきたいですか。

「新しい利益の源泉は何ですか」に寄せられたご意見の全文はこちらをご覧ください。

現在募集中のテーマは「銀行とどう付き合っていきますか」(3/31締切)です。

中小企業が多くを占める印刷業界にとって,貸出金利の引き上げ旋風は非常に深刻な問題です。「信用リスクに応じたプライシング」の名の下に,貸し渋り,貸しはがしが横行し,将来ある中小企業さえ倒産しかねない状況です。
その一方,優良印刷企業に対しては,銀行の株を買ってくれなど,必ずしも貸し渋りではなく,今までと違うアプローチがあります。
こうした金融機関の変化に対応していくには,あまりにも当たり前ですが,経営内容の改善しかありません。その上で,資金調達先を多様化していくことが求められます。
自社の信用格付けをランクアップするために,どのような経営改善計画を作成していますか。銀行に対する交渉術はおもちですか。銀行依存をどのように減らしていきますか。取引先に出資してもらえますか。社員持ち株制は導入していますか。
自社の経営内容を明確にし,銀行にとっても,取引先にとっても,従業員にとっても魅力ある企業への変身は進んでいますか。

原稿は内容を損なわない範囲で一部修正させていただく場合があります。また,今後取り上げるべきテーマについてのご意見や,過去に取り上げたテーマに関するご意見もお待ちしております。
宛先はmaciste@jagat.or.jpまで。会社名,役職,氏名をお忘れなく(匿名希望も可)。

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2003/03/29 00:00:00


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