XMLによるパブリッシングには,その表現内容,分野,データの特性やシステム構築など,多様な手法・形式が考えられる。
紙への印刷だけでなく,Webでのパブリッシングを踏まえてシステム構築をおこなうのであれば,XMLデータを活用し製作の効率化をはかること,データ再利用のレベルを向上させることは,もはや必須の検討事項といえよう。
今回のミーティングでは,XMLデータの活用事例について2つの面から取り上げる。
既存のRDBやCSVのデータからXML化をおこない,InDesign上で自動レイアウトをおこなう仕組みについて,InDesignのplug-inを開発し,多数の事例をこなした経験を持つプロフィールドの植野氏にお話をうかがう。
また,月刊の学会誌の印刷とWebページ製作を連携しておこなうために,DTPシステムのタグ付データからXMLデータを生成し,HTMLへ自動変換する仕組みを構築した事例について,ミラクルカスタマイズの弓田氏にお話を伺う。
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