2003年12月,日本オラクル社とアドビシステムズ社は,出版・印刷向けのコンテンツ制作システムについて開発協力することを発表した。
(プレスリリース:アドビシステムズ社)
それはXPF(クロスメディアパブリッシング・フレームワーク)と名付けられ,従来の雑誌制作・出版のワークフローを一新し,印刷物制作業務とWebパブリッシングを効率的におこなうソリューションである。XML技術を活用したコンテンツ管理,ワークフロー管理,およびコンテンツ制作の自動化によって実現されており,両社の最新技術であるOracle10g,Adobe InDesign,Adobe Graphics Serverが利用されている。
デジタルコミュニケーションズ社は,日本オラクルの共同開発パートナーとして,このソリューションの根幹であるコンテンツ管理・ワークフロー管理の全実装を担当し開発をおこなっている。出版・印刷業界向けのXMLソリューションで,先進的な実績をあげている同社にとっても,完成度の高いソリューションであるという。
今回は,このクロスメディアパブリッシング・フレームワークの概要の他,新たにXMLに対応したMicrosoft Word 2003によるXMLソリューションの取り組み等について,デジタルコミュニケーションズ社より話を伺う。
|