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経営資源を活かす「戦略的パートナーシップ」

経営シンポジウム2004◆ご案内
[11月1日・月曜日 13:30〜17:00 開催]

お申込みはこちらから(FAX、メールいずれでもお受けできます)

今の産業構造、社会システムの変動期を乗り越え、印刷業が安定した収益基盤を確保していくためには、これまで蓄積してきた自社の経営資源を活用したパートナーシップの戦略が有効で、それが付加価値形成、新規開拓、提案営業、等などの当面の課題に道筋を与え、全体最適化の近道になると考えられます。
――――経営シンポジウム2004では、「顧客」「同業他社」「異業種他社」「関連会社」等とのパートナーシップの戦略を多角的に考えていきます。

「経営シンポジウム」は経営者必須のプログラム[Premier Program series] の一環として毎年開催しております。刻々と変化する経済/産業/社会の中で、業界共有の経営課題に焦点を絞り、提起し、皆様と共に問題解決の方法を考える年に一度の機会です。ぜひともご参加いただけますようお待ちしております。

■シンポジウムの趣旨

開催日◆2004年11月1日(月)
     午後1時30分〜午後5時まで
会場◆発明会館ホール(東京・虎ノ門)
主催◆社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)

*シンポジウムの概要情報は随時更新してまいります。またJAGAT・TOPページ、TechnoFocus に関連レポートも随時掲載してまいりますので、そちらも併せてお読み下さい。

■内容について


第1部■特別講演[13:30〜14:30]
「全体最適化を目指すパートナーシップ戦略――――単独型経営からアライアンス型経営へ」
●松蔭大学教授 戦略経営協会会長 中村元一氏


アメリカの10年遅れで経営戦略が定着していると言われる日本の産業界全体では、トヨタ-日産の例を見るまでもなく単独型経営からアライアンス型経営が完全に定着をしてきました。戦略経営の世界的エキスパートである中村元一氏は「アライアンス(提携)」について「複数のパートナー間での目的・目標、さらにリスク負担の共有と、相互間での実質的な対等性と、経営資源の相互交流があること」としています。この定義を基点に、印刷業が今の経営資源を元に、全体最適化を実現するためのパートナーシップによる戦略経営の考え方をお話しいただきます。

[プロフィール]
1956年一橋大学商学部卒業。(株)中村元一経営研究所代表。戦略経営協会(JSMS)会長。現在、松蔭大学教授。帝京科学大学名誉教授。戦略経営、グローバル経営の世界的なエキスパート。北米圏、西欧圏、(日本を含む)アジア圏を対象に、このテーマに関する日本語・英語による研究・コンサルテーション・教育活動を展開。
1996年、ジョージア日米協会から1995年度'Outstanding Japanese'に選出され、'Mike Mansfield Award'を受賞。著書に『実践「アライアンス」型経営――21世紀を生き抜く連携の戦略』『キヤノン――世界'共生'をめざす21世紀ビジョン』『価値創造のための戦略経営』『成功経営の法則――ジョンソン・エンド・ジョンソンのグローバルスタンダード』(2001年度アンゾフ・アゥオード「最優秀文献賞」受賞)『'検索エンジン'グーグルの経営戦略(仮)』(近刊)等多数。


第2部■業界各社からの報告とパネルディスカッション[14:45-17:00]
「パートナーシップ戦略の実践事例と展望」
●欧文印刷株式会社 代表取締役社長 和田 隆史氏
●株式会社 角谷商店 営業部課長 石倉 奨氏
●日本写真印刷株式会社 印刷情報事業本部 DS本部 東京DS部長 高島 紳一氏


第2部では、パートナーシップの構築に積極的に取り組んでいる業界各社の責任者の方々にお出でいただき、その事例報告と「印刷業界」にとってのパートナーシップ戦略のノウハウ〜展望まで実践的に議論していきます。

■パネラー企業紹介


●欧文印刷株式会社
同社は印刷とWebを融合させる技術を持った会社を意味する「e-printer」をコンセプトに、制作からサービスへとビジネスの仕組みの切替えへと向けて、パートナーシップ戦略に積極的に取り組んでいます。全国主要都市の印刷会社15社が提携し、経営、営業、各種技術のノウハウ共有を目的としたネットワーク「EPC-Japan」のメンバーでもあります。

[会社概要]
本社=東京都◆従業員=160名◆資本金=2億8,150万円◆設立=1946年◆営業品目=企画、翻訳、ライティング、制作、DTP、オンデマンド印刷、印刷、製本、自動組版等Web関連サービス◆関連会社=株式会社ファイブ・シーズ、ウィンキュービックドットコムインク、ハイテクノロジーコミュニケーションズ株式会社

●株式会社角谷商店
1852年創業の紙卸商が本業の同社は、2002年、楽天ビジネスに参加し印刷会社多数をパートナーにEC展開を行ない、同年と翌年の2年連続で楽天ショップオブザイヤー・ビジネス賞を受賞。その取り組みは、顧客から高い支持を受けています。

[会社概要]
本社=石川県◆資本金=3000万円◆創業=1852年、設立=1990年◆営業品目=印刷用紙全般・板紙・和紙他関連商品、卸売業、印刷・紙加工請負◆関連会社=株式会社角谷、株式会社シスパック、射水紙器印刷株式会社

●日本写真印刷株式会社
高級美術印刷に実績をもち、また印刷関連技術で産業資材・電子関連事業、さらにシステム開発、デジタルソリューション関連事業と多様に展開している総合印刷会社である同社は、取引先の美術系出版社・淡交社との提携などコンテンツ加工・制作のビジネス領域拡大のためのパートナーシップの取り組みを積極的に推進しています。

[会社概要]
本社=京都府◆従業員=1951名◆資本金=56億8400万円◆創業=1929年10月6日、設立=1946年12月28日◆営業品目=各種製版、オフセット印刷、グラビア印刷、シルクスクリーン印刷、特殊印刷、精密電子部品、精密成形加工、各種イベント企画制作、写真撮影、各種デザイン・企画、編集製本加工、マルチメディア企画制作、電子出版◆関連会社=東日本写真印刷株式会社、株式会社エヌ・シー・ピー、株式会社ニッシャシーティーエス、株式会社ニッシャベラール、ナイテック工業株式会社、ナイテック・プレシジョン株式会社、株式会社三央製作所、株式会社ニッシャインターシステムズ、日写不動産株式会社、日写興業株式会社、株式会社ニッシャプランナー、Nissha U.S.A.,Inc.、Southern Nissha Sdn.Bhd.、Nissha Korea Inc.、広州日写精密塑料有限公司、香港日寫有限公司、株式会社ディー・ディー・エヌ

●司会=(社)日本印刷技術協会 常務理事 小笠原 治
[プロフィール]
1974年同志社大学文学部卒業、1975年(社)日本印刷技術協会入社。ニューメディア研究会・page研究会主宰、21世紀委員会等を担当。1981年〜1984年まで第2次構造改善計画全印工連新技術開発事業調査企画文字処理システム担当、1985年〜日本印刷産業連合会プリプレス調査関連を担当。1996年(社)日本印刷技術協会理事に就任。担当分野はDTP関連技術・文書処理システム・フォント・電子メディアなど。また、日本規格協会・情報処理学会の委員も努める。

■関連レポート
「印刷会社が新ビジネスを成功させるための事例情報」
「低いリスクで印刷ビジネスの選択肢を増やすアライアンス戦略」
「信頼と戦略に基づくアライアンスがビジネスを走らせる」
「お互いに敬意を払うパートナー」
「風が吹いても桶屋はもう儲からない」

■開催概要


● 開催日時
2004年11月1日(月)13:30〜17:00
● 会 場
発明会館ホール(東京・虎ノ門)

(東京都港区虎ノ門2-9-14 tel:(03)3502-5499)
● 主 催
社団法人日本印刷技術協会
● 定 員
200名
● 参加費
一般 21,000円(税込)
JAGAT会員 15,750円(税込)

■お申込み方法


お申込みは、FAX、メールいずれでもお受けできます。

経営シンポジウム参加申込書 に必要事項を記入の上、(社)日本印刷技術協会・経営シンポジウム係までFaxにてお申込みください。

あるいは メールPPinfo@jagat.or.jp 宛に、「経営シンポジウム参加申込書」の項目をコピーし必要事項をご記入の上、送信下さい。

受付順に参加証並びに参加費請求書を送らせていただきます。なお、お申込み後のキャンセルは致しかねますのでご了承ください。

● 参加費振込先
口座名:社団法人 日本印刷技術協会
みずほ銀行 中野支店 (普)202430
● お問い合わせ先
社団法人 日本印刷技術協会
〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11
内容について[戦略企画室宛]=tel:(03)3384-3113  fax:(03)3384-3481
申込について[マーケティング部宛]=tel:(03)3384-3112  fax:(03)3384-3116

*記載内容は諸般の事情により、変更となる場合があります。予めご了承下さい。

2004/10/12 00:00:00


公益社団法人日本印刷技術協会