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ベトナム代表のご挨拶(オブザーバー)

第7回アジア印刷技術情報フォーラム
Kuala Lumpur, Malaysia

2004年3月13日

BY DR. BUI NOAN NE/ハノイ印刷協会会長

Malaysia Printers Association, Mr. Ricky Tan Soo Huat,
ご出席のみなさまへ

私は本日、ここマレーシア・クアラルンプールで開催中のFAGATに参加する事ができ、大変光栄に思います。ハノイ印刷協会とベトナムの印刷人を代表致しまして、ベトナムの印刷産業に良い影響・関心を与える事が出来ますことをFAGATメンバー国の皆様にお礼申し上げます。

この演壇で現在のベトナムの印刷産業についてまた、将来の開発動向についてお話申し上げます。ベトナムは人口8000万人の政治的に安定した国です。2003年の経済成長率は7.5%でこの数字は印刷産業の潜在的マーケットにもいえます。 印刷会社は500社以上で約40,000人が従事しております。ほとんどの大規模会社はハノイとホーチミンにあり、ほか中小企業の印刷会社は全国に散らばっております。ベトナムの印刷産業の国営会社はその規模も大きく、生産量も多い現状です。 ベトナムの印刷産業は開発途上であり、技術向上のため、努力しております。印刷の工程を決定するにしても経営者が市場ニーズの安全性、トップとしての見解とともに投資資本の実施等、真剣に考え、検討しております。

ベトナムの印刷産業への評価ですが、今後10年で約10%増で進んでいくことでしょう。 これは国内市場の印刷量と品質がまず最初の必要条件です。その上、ベトナム人の低賃金と安定した市場は印刷物の輸出増大に繋がり、海外市場への進出に優位となるでしょう。 これらは合弁事業や印刷教育分野への協力、印刷消費の成果でもあります。

ベトナムが印刷技術を促進できるかについては、投資者はずっ不安に思っております。印刷会社の目的は印刷物品質の向上であり、生産コスト削減、短期間納品です。即印刷、または各企業のやり方次第であります。大企業は既に世界に高度な技術をもって、アプローチし、市場により有利にたっております。同時に大企業は安定と発展に至っており, 適度の投資目的を選ぶのに難しくなっております。ベトナム政府はベトナム人経営の印刷会社が海外との関係を結び、各国の印刷協会と協力出来るよう、考えております。 このFAGATがベトナムの印刷産業とアジア諸国の印刷業界の橋渡しです。

本日ここにすべての皆様から学ぶ機会がありました。FAGATメンバー国となれることを願っております。

2004/11/10 00:00:00


公益社団法人日本印刷技術協会