ブログとは「Weblog」という造語を略したもので,Web上のログを記録したものである。
2003年末に登場したブログは,簡易な情報発信サイトとして2004年に急速に増加した。個人の情報発信メディアとして利用が拡がったが,その技術や仕組みからビジネスにおいて利用されるようになった。
個人向けの簡易なコンテンツ管理システムとして成長したブログは,管理機能の中核をなすXML,DBMSなど技術的な成熟の背景に根ざしている。
企業内においては社員ひとりひとりの情報発信ツールとして機能し,日報やアイデアなどナレッジの蓄積・共有の効果が生まれる。コメントやトラックバックといった双方向のコミュニケーションが可能とするツールにより事業・部門を超えたコミュニケーションを可能にする。
また,公の議論の場である掲示板と比べ,個人の語りから始まり,ディスカッションが続くため口コミと伝播が成立しやすい。この性質をマーケティングツールとして導入している企業もある。
このようにビジネスにおいて導入が進んでいる背景には,ひとつのWebサイトにとどまらず,様々なサービスとの連携や拡張性により,ブログが大きな可能性を秘めていることが上げられる。
PAGE2005コンファレンスセッション「用途が拡がるBlog」では,技術開発・情報共有ツールの側面にスポットを当ててそれぞれの分野で早くから携わってきた方々をお招きし,メリットや活用,導入に関しての課題についてお話いただく。
また既存のツールであるWeb,掲示板,メーリングリスト,グループウェアと比較してブログのメリット・デメリットについてディスカッションを行なう予定である。
内容詳細
○ ローコストオペレーションの代表的な事例となるか?---CMS的な観点からいうと、価格破壊的な存在か?
○ 企業HPは、ブログ化していくか?---ブログ化することにより、どんな付加価値が生まれるか?
○ マーケティングツールとしてどういった応用例があるか?--- 検索エンジンとの相性や顧客コミュニケーションの向上
スピーカー
◆インプレスホールディングス 顧問 田村明史氏
◆シックス・アパート 技術担当執行役員 平田大治氏
◆日本総合研究所 研究事業本部 仙波修氏
◆ベイテックシステムズ/ニューズウォッチ ソリューション事業部 プロジェクトマネージャー 渡辺 聡氏
このセッションに連動して,PAGE2005コンファレンスというBlogを開設しています。こちらは,セッションの講師や参加者とのコミュニケーションスペースとして,セッションに関するご質問,意見交換の場として興味のあるすべての皆様にご活用いただければと思います。
2005/01/26 00:00:00