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進化するDTP制作環境と新たな課題

〜テキストとグラフィックス分野の技術・トレンドを総括〜

テキスト&グラフィックス研究会 tech Seminar

開催日時 2006年3月15日(水)
13:00-15:00(受付は12:30より)
趣旨 Adobe Creative suite2の普及と共に,Windows版InDesign,PDF/X入稿,InDesignのプラグインソフト導入などが徐々に進んでいる。特に,InDesign上で各種の用途に応じた自動組版を行うツールが開発され,利用されている。
マニュアルや法令などコンテンツ再利用を重視する分野では,XMLデータベースからWebページや印刷物を製作する手法が普及しつつある。

また,印刷業界ではデジカメデータ入稿が急増しているが,撮影者・印刷会社間の相互理解が不十分でトラブルになることも少なくない。カラーマネジメントや印刷の標準化への理解は徐々に浸透し,デジタルカメラ,モニター,プリンタなどで,sRGBやAdobeRGBなどの色空間に対する再現領域にも注意が払われている。さらに,新たなインキや6色印刷などAdobeRGBを再現するための広色域印刷へのトライも進められている。

ネットワーク上で素材(デジタルコンテンツ)を共有し,Webブラウザから作業指示や進行管理までおこなえるアセット管理システムや,それらをASPサービスとして利用するケースが増えている。ドキュメント印刷やデジタル印刷業務の分野では,Web上で受発注管理をおこない自動化するシステムも増えつつある。

本セミナーでは,テキストとグラフィックス分野における2005年度の技術トレンドと課題を再確認し,次世代の印刷について考察をおこなう。

構成と内容

[講師や時間割はやむを得ず一部変更する場合がございます]
●13:00-13:20 DTP制作環境の土台の変化

(社)日本印刷技術協会 常務理事 小笠原 治

●13:20-14:10 カラー管理・プリプレス管理と印刷会社の課題

社団法人日本印刷技術協会 研究調査部 主事 大沢 昭博

・急増するデジカメ入稿と課題
・液晶モニタ・プリンタでのカラーマネジメント実現
・デジタル印刷機の動向
・カラーマネジメントと標準色空間
・プリプレス工程の管理と最適化
・カラープルーフ動向

●14:10-15:00 Web環境で進化するDTP制作

(社)日本印刷技術協会 研究調査部 副参事 千葉 弘幸

・InDesignと周辺ツール・自動組版
・編集・出版分野のDTP
・PDF/X入稿の普及
・Web環境での素材共有の進展
・XMLパブリッシング

会場 社団法人日本印刷技術協会 アネックス3階研修室
(〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11)
参加費 JAGAT会員 5,000円 / 一般 5,000円
参加費振込先 参加費は下記口座にミーティング開催日の2日前までにお振り込み願います。なお,お申し込み後の取り消しはお受けできません。代わりの方のご出席をお願いします。
  • 口座名:(社)日本印刷技術協会
  • 口座番号:みずほ銀行中野支店(普)202430
申込み 申し込みの請求,内容の問い合わせは下記へご連絡ください。

社団法人日本印刷技術協会 研究調査部 テキスト&グラフィックス研究会担当
電話:03-3384-3113(直通)

または、 申込書 を出力して FAX(03-3384-3481)にてお申し込みください。
テキスト&グラフィックス研究会メンバーの方へは別途送付しておりますメンバー用の申し込み用紙をご利用ください。

主催 社団法人日本印刷技術協会

2006/02/23 00:00:00


公益社団法人日本印刷技術協会