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勝つための印刷見積提案(福岡開催)

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開催日時
2001年1月27日(土)10:00〜17:00

営業戦略的に見積提案をぶつける!
ECの進展にともない印刷の受発注環境が急速に変化し始めています。大手クライアントでは、Webを使った電子調達が広がっています。また、ネット仲介業者のオークションサイトも立ちあがってきました。そこでの要は「見積り」です。自動化、標準化、スピード化が前提となります。コンピュータ化によって営業マンの見積り知識は不用でしょうか。
決まった仕様に、決まった工程の見積りこそコンピュータの真骨頂です。しかし、クライアントのニーズを引きだし、企画仕様を明確にし、最適な工程選択と見積りは営業マンでなければできないことです。それができない営業マンは失格です。社会のEC化(電子)でいよいよ印刷営業マンの真価が問われる時代です。
しかし一方、見積り知識があっても結果は、クライアントの言値状況なので、見積りは役立たないと考えている営業マンもいるようです。それは大きな間違いです。クライアントの現状を考えてみましょう。制作製造には常に「予算範囲」が設定されています。そして今、多くの企業が業務改善にともなう「コスト削減」を至上命令としています。ITの進展を背景にした産業構造の再構築であり、印刷発注でいえばメディアの再検討に入っているのです。これらを理解しつつ、クライアントの本当のニーズを汲み上げ、営業戦略的に見積り提案をぶつける必要があります。コンピュータが行なうべきことと営業マンが行なうべきことをよく自覚して、説得力ある見積り提案ができる能力を身につけてください。

講師
山本 徳太郎 氏
(株式会社トーク 代表取締役/株式会社ビーガ 取締役)

内容
*演習を行いますので電卓を必ずご持参下さい。
・印刷見積り環境の変化
・クライアントの状況/値引きではなくコスト削減を要求している
・見積提出の条件=デジタル化、自動化、標準化、スピード化
・クライアントニーズに合わせた工程選択
・見積りにはいろいろな作戦が必要
 -クライアントのタイプ、担当者の性格
 -負ける見積もり、勝つ見積もり
 -最終ニーズの把握
 -一過性のデータか継続性のものか
 -企画デザインとDTP
 -オンデマンド、デジタル印刷の活用
 -CTPの提案
・入稿形態別の見積りのポイント
・デジタル制作の料金構造
・修正見積りの手法
 -シュミレーションと修正は違う
 -他人の修正は作り直しと同じである
 -写植の修正とDTP修正はまったく違う
 -修正代の合理的な割り出し
・デジタル制作・印刷の見積り実習
 -リーフレットとカタログ


会場
博多グリーンホテル(博多駅筑紫口徒歩2分)

主催
社団法人 日本印刷技術協会

参加費(1名様・消費税込)
協会会員   18,900円
一般     23,100円

申込み
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内容の問合わせは下記へご連絡ください
社団法人日本印刷技術協会 マーケティング部
Phone: 03-3384-3112/Fax: 03-3384-3116

2000/12/25 00:00:00


公益社団法人日本印刷技術協会