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三菱製紙/八戸工場のパルプ漂白工程をECF(非塩素漂白)へ転換

三菱製紙株式会社(本社 東京都千代田区 取締役社長 恩田怡彦)は、このほど八戸工場(青森県八戸市 取締役工場長 佐藤 健)において、パルプ漂白工程をECF(非塩素漂白)に転換することを決定した。2000年8月に完成の予定である。
 同工場は1988年パルプ漂白工程に酸素漂白法を導入し、塩素使用量を半減した。さらに未晒カッパー価の安定、パルプ洗浄の強化、排水処理の増強などの対策を行うことによって排水中のAOXは、日本製紙連合会の自主目標値(1.5kg/パルプt)を充分にクリアーしている。
 しかし、北欧、北米を中心にECF化が進んでいることから、三菱製紙全体として2003年を目処にすべてのパルプ漂白プラントを非塩素化する計画であり、その第1段階として、主力の八戸工場に導入するものである。
ECFの内容は塩素の代わりに二酸化塩素を使用するシーケンスであり、これにより排水中のAOXが大幅に減少し、さらに排水色度の改善によって廃棄物(汚泥)発生量が減少する。
 八戸工場は1998年11月にパルプから紙までの一貫工場としては国内で初めてISO-14001の認証を取得しており、ECF化は環境マネジメントシステムの環境方針に掲げた「環境排出負荷の低減」に該当する。
なお、三菱製紙は2000年中に全工場でISO 14001の認証を取得する予定である。

(注) ECF: Elemental Chlorine Free パルプ漂白工程で塩素を使わない漂白法
   AOX: Adsorbable Organic Halogen 排水中に含まれる塩素などの吸着性有機ハロゲン化合物の量


問い合わせ先
三菱製紙株式会社 環境部長 今井 寅之助
TEL:03-3213-3643 / FAX:03-3214-3804

1999/10/13 00:00:00


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