キヤノンは、カラーインクジェットプリンターの新製品として、粒状感のない最高の写真画質を実現した「キヤノン バブルジェットプリンタBJ F850」(愛称:WonderBJ F850)など6機種と、デジタルカメラからのダイレクトプリントを可能にする「キヤノン デジタルフォトアダプタ BJ A10」(愛称:WonderBJ A10)を、10月9日より順次発売します。
キヤノンはこれまで、高速・高画質・低ランニングコストというプリンターの3大要素を高次元でバランス良くまとめたBJプリンタ「Fシリーズ」や、超小型・軽量のポータブルタイプを発売し、ビジネスからホームユースまで幅広いユーザー層から高い評価を得てきました。今回のラインナップの一新は、新世代の写真画質を提案し、3大要素のさらなる向上とデジタルカメラとの親和性を図ることで「Fシリーズ」を強化するとともに、ポータブルタイプを新たにモバイル対応の「Mシリーズ」としてモデルチェンジすることにより、ますます多様化するユーザーニーズに的確に応える「プリンティング・ソリューション」を提供するものです。
新製品「BJ F850」は、真の写真画質を追求したBJプリンタのフラッグシップモデルで、キヤノン独自のNew「MicroFine Droplet Technology」(ニュー・マイクロファイン・ドロップレット・テクノロジー)により、高画質を得るために不可欠な高解像度、粒状感の低減、多階調表現、画像安定性のすべての要素について大幅な向上を図りました。
1,200dpiピッチという新開発の超高密度プリントヘッドの搭載により、真の1,200×1,200dpiの超高精細フルカラー印刷を実現しました。さらに、4ピコリットル(1ピコリットルは1リットルの1兆分の1)の超極小インク滴と、業界初※1の1/6濃度のフォトインクを新たに採用することで、人間の視覚特性上※2では、通常濃度のレギュラーインクに換算するとインク滴の大きさで0.67ピコリットル相当、解像度では1,800dpi相当という、可視限界を越え、粒状感を全く感じない極めて高い画質表現能力を実現しました。
また、超極小インク滴と6色濃淡インクにより、1ピクセルあたり33階調という多階調表現が可能となり、低濃度部分から高濃度部分への自然なグラデーションを再現し、写真画質に深みと滑らかさを与えることができます。さらに、新設計のノズルを採用することで、インク滴の着弾精度が大幅に向上し、濃度が均一できれいな真円のドットを形成することができ、安定した高画質を提供します。
さらには、「BJ F850」の性能を最大限に引き出す印刷メディアとして、「プロフェッショナルフォトペーパー」を新たに開発しました。キヤノン独自の技術により、写真印画紙と同等の光沢性・発色性を備え、速乾性・耐水性にも優れています。これにより、インクの広がりやにじみの少ないキレのあるシャープな写真画質を出力することが可能です。
印刷スピードにおいては、各色256ノズル、合計1,536ノズルの多ノズルヘッドと、双方向印字機能により、「プロフェッショナルフォトペーパー」を使用した最高レベルのフォト印刷においても、ハガキサイズで約1分、A4サイズでも約2分※3という高速印刷を達成しています。
また、デジタルカメラで撮影した画像をパソコンを介さずに直接プリントしたいというニーズに対応し、「デジタルフォトアダプタ BJ A10」を別売で用意しました。コンパクトフラッシュカードやスマートメディアなどから、撮影した画像を直接読み込み、リモコンの液晶モニターやテレビ画面で確認しながら編集・加工・印刷がリビングルームで手軽に行えます。さらに、「カラーイメージスキャナカートリッジ IS-52」(オプション)を装着すれば、600dpiの高解像度スキャナーとして使用することもでき、家庭におけるフォトプリントの楽しさが一層広がります。
このほか、インクジェットプリンターとしては最も静かな37dB※4という超静粛印字を実現したほか、各色独立インクタンク交換方式や、光学式とドットカウント方式を併用した高精度のインク残量検知などランニングコストの低減を図る画期的な機能を採用しています。さらに、USB/パラレルのデュアルインターフェースを標準装備し、WindowsとMacintoshのマルチプラットフォームに対応しています。
新製品「BJ F6100/BJ F610」(愛称:WonderBJ F6100/F610)は、インクジェットプリンターの新基軸を提案してきた、A3対応の「BJ F6000」(1999年5月発売)とA4対応の「BJ F600」(1998年11月発売)の後継モデルです。両機種とも、キヤノン独自のドロップ変調技術を採用した最高1,440×720dpiの高解像度印刷をはじめ、インクカートリッジを2個装着して印刷するデュアルカートリッジシステム、6色濃淡インクによる写真画質、各色独立インクタンク交換方式による低ランニングコストなど優れた基本性能を継承しながら、プリンターエンジンを改良し、これまでの印刷スピードを上回る、モノクロ9枚/分、カラー6枚/分(いずれもハイスピードモード、A4原稿印刷時)を実現しました。
新製品「BJ F300」(愛称:WonderBJ F300)は、「BJ F610」の姉妹機で、家庭やスモールオフィスに最適なA4対応モデルとして開発されたものです。最高1,440×720dpiの高解像度印刷や低ランニングコストなど「BJ F610」と同等の性能を備えつつ、シングルカートリッジシステムの採用や給紙機構の改良、電源部の小型化などによりコンパクトなボディを実現し、印刷スピードにおいてもモノクロ9枚/分、カラー4枚/分(いずれもハイスピードモード、A4印刷時)の高速プリントを達成しています。
また、「BJ F6100/BJ F610/BJ F300」はいずれも、USB/パラレルのデュアルインターフェースを標準装備し、Microsoft Windows 98/95、Windows NT4.0、アップルコンピュータ社のiMacおよびPower Macintosh G3に対応しています。さらに、別売の「デジタルフォトアダプタ BJ A10」によるデジタルカメラからのダイレクトプリント(BJ F610/BJ F300のみ)が可能なほか、インクカートリッジと交換するだけでプリンターがスキャナーに早変わりする「カラーイメージスキャナカートリッジ IS-32」により、最高720dpiの高精細スキャニングが行えます。
新製品「BJ M70」(愛称:WonderBJ M70)は、モバイル市場をターゲットにした超小型・軽量のポータブルプリンターで、「BJC-80v」(1997年9月発売)に新機能を加え、新たに「Mシリーズ」として発売するものです。今回新しく、フォトインクに対応させることで写真画質の印刷が可能になり、高画質かつ多機能なポータブルプリンターとして一層の進化を遂げています。さらに、これまでのIrDAおよびパラレルインターフェースに加えてUSBにも対応しているほか、IrDA Ver.1.1およびIrTran-P準拠の内蔵型赤外線通信機能を搭載することにより、プリンターケーブルを使用せずにデータの高速転送や印刷、IrTran-Pに対応したデジタルカメラからのダイレクトプリントが行えます。また、Windows 98/95やMac OSのほか、Windows CE 2.11(H/PC3.0)にも対応するなど、幅広いOS環境での使用が可能です。
なお、家庭やオフィスにおけるインテリアとの色の調和を考慮し、「BJ M70」の機能はそのままに、ボディカラーにパールホワイトを採用した数量限定モデル「BJ M70 PW」(愛称:WonderBJ M70 PW)も発売します。
※1、4 1999年9月末現在。
※2 解像度と粒状感の相関関係は、解像度が高くなるほどドットは小さくなり粒状感が低減し、ある地点で可視限界を越えて人間の目では判別できなくなります。さらに薄い濃度のインクでは、同じ解像度でもより粒状感は低くなります。
※3 ISO300 SCID N5フルカラー標準原稿を印字した場合。
[キヤノン バブルジェットプリンタBJ F850]
価格(税別)59,800円 『発売日10月9日』
[キヤノン バブルジェットプリンタBJ F6100]
価格(税別)69,800円 『発売日10月20日』
[キヤノン バブルジェットプリンタBJ F610]
価格(税別)54,800円 『発売日10月9日』
[キヤノン バブルジェットプリンタBJ F300]
価格(税別)44,800円 『発売日10月9日』
[キヤノン デジタルフォトアダプタBJ A10]
価格(税別)24,800円 『発売日11月中旬』
[キヤノン バブルジェットプリンタBJ M70]
価格(税別)44,800円 『発売日10月20日』
[キヤノン バブルジェットプリンタBJ M70 PW]
価格(税別)44,800円 『発売日11月中旬』
この件に関するお問い合わせ先 キヤノン販売株式会社 お客様相談センター
TEL 0570−01−9000(全国共通電話番号)
TEL 043−211−9330(携帯電話等ご使用の場合)
1999/10/04 00:00:00