本記事は、アーカイブに保存されている過去の記事です。最新の情報は、公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)サイトをご確認ください。

電子自治体で変貌するドキュメント (11/25開催)

文書の制作・管理はどのように変わるのか,
原本はどのように保証されるのか
電子自治体/電子政府を文書の観点から掘り下げます。

通信&メディア研究会 techセミナー

趣旨

「e-Japan計画」や「電子政府・電子自治体推進プログラム」は,中央官庁から地方自治体へと進み,様々な行政サービスや許認可が電子化されています。これにともない,従来紙が中心であったドキュメントの電子化や管理のニーズが高まっています。

国土交通省においては,2004年から全案件に対してこれまで紙で提出されていた設計図や調査報告書などを電子納品するよう義務付けられました。これにより,建設業界では標準化の整備や膨大なデータ作成と整理に追われています。

自治体においても,電子申請の稼動やGISの利用による防災対策の高度化などを具体的に進めているところがでてきました。

電子自治体で変わる「紙から電子へ」の部分をテーマに印刷業界のビジネスチャンスを探ります。

開催日時 2002年11月25日(月)
13:00-17:20(受付は12:30より)
講師と内容

●13:00〜14:30 基調講演「電子自治体とドキュメント」


今電子政府・電子自治体の分野で最も活躍する須藤教授を招き,電子自治体の国内・海外動向,電子化で変わる文書管理や申請,文書関連のアウトソーシングの現状等を紹介いただきます。
主な活動:厚生労働省「電子申請システム実証実験研究会」委員長,総務省「IT推進有識者会議」座長代理,福島県情報化推進アドバイザー,埼玉県彩の国行政アドバイザー,ECOM顧問など。主な著書:『情報経済論』『複合的ネットワーク社会』など多数。

●14:45〜16:00 「世田谷区の取組みと文書管理の変化

世田谷区政策経営部情報政策課長 西澤和夫 氏

世田谷区では須藤教授の協力をうけながら,情報政策化ビジョンを掲げ,区民生活の利便性の向上や組織の効率化,文書管理システムの整備などを進めています。電子化で自治体がどのように変わるかについて,世田谷区のIT化の中心的役割を担う西澤課長にお話いた だきます。

●16:10〜17:20 「電子自治体−電子文書に関わる期待と課題」

株式会社シナジー・インキュベート 代表取締役 菊田昌弘 氏

同社は文書の電子化を専門にてがけ,海外の企業との連携のもとに、SGML/XML/PDF などの標準化に積極的に取り組んでいます。菊田氏自身も情報知識学会の理事をつとめ,企業の文書管理から電子政府の文書管理まで幅広く研究を進めています。
ここでは,文書の真偽性や時刻認証,会計書類の保管,長期保存など,文書が電子化することでクローズアップされる様々な課題について検討します。

会場 社団法人日本印刷技術協会 アネックス3F研修室
(〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11)
参加費 一般 1名 22,050円/協会会員 1名 15,750円/CMメンバーは別途割引の案内を送付
参加費振込先 参加費は、下記口座にミーティング開催日の2日前までに振り込み願います。なお、お申し込み後の取り消しはお受けできません。代わりの方のご出席をお願いします。
  • 口座名:(社)日本印刷技術協会
  • 口座番号:みずほ銀行中野支店(普)202430
申込み 内容の問い合わせ

社団法人日本印刷技術協会 研究調査部 通信&メディア研究会 小林
電話:03-3384-3113(直通)

お申込は,この 申込書を出力して, FAX(03-3384-3481)にてお申し込みください。
通信&メディア研究会メンバーの方へは別途送付しておりますメンバー用の申し込み用紙をご利用ください。

主催 社団法人日本印刷技術協会

2002/11/15 00:00:00


公益社団法人日本印刷技術協会