新聞の見出しにもあるように，2004年はネットワーク家電の需要が特に期待されている。

International CES（Consumer Electric Show）は，毎年米・ラスベガスで開催され，世界の家電メーカが新製品や新たなビジネス戦略を発表する場として年々規模を拡大し，注目を集めている展示会である。家電がOSを載せ，ネットワークで繋がることは，自ら情報を発信する新しいメディアの登場を意味することになる。近年は，モバイル／ワイヤレス技術・製品，3G携帯電話，Blu-rayプレイヤー，セキュリティシステム，ワイヤレスコンテンツサービス，ストレージデバイスなどに高い関心が集まっている。

今回は，清水メディア戦略研究所　代表取締役の清水計宏氏が，2004 International CESの傾向を踏まえながら，活況を呈するデジタル家電の最新動向を紹介します。印刷やITメディアに携わる企業が変貌を遂げるネットワーク事業を理解し，新たなビジネスの可能性を探ります。

●14:00-16:00 2004 International CES最新報告

◆COMDEX Fall 2003の報告
◆2004年のITのキーワードは「ワイヤレス」「モバイル」「セキュリティ」
◆2004 International CESの最新レポート
・昨年規模（出展社数2283社，来場者数11万6687人）を上回る約2500社の出展し，約12万人が来場する過去最大の規模。
・家電がデジタル技術を梃子にして，コンシューマー向け情報機器分野でPCをしのいで成長軌道に乗ったことを印象づける。

清水　計宏　氏のプロフィール
映像新聞社で取締役・編集長を経て2001年10月映像新聞社を退社し独立。同年，清水メディア戦略研究所を設立。ＩＴコンサルティング，自治体・企業のメディア戦略立案，国内外のデジタル／IT関連調査，海外視察ツアーのコーディネーション，編集・出版企画などを行う。

• 口座名：（社）日本印刷技術協会

• 口座番号：みずほ銀行中野支店（普）202430

社団法人日本印刷技術協会　研究調査部　通信＆メディア研究会担当
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