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DTP制作におけるコラボレーションの進展(研究会速報)

アドビシステムズ株式会社 クリエイティブプロフェッショナル部
フィールドプロダクトマネージャ 岩本 崇 氏

Adobe Creative Suite2のポイント

(1)アプリケーション相互の統合性強化
アプリケーション単体の進化の他に,相互の統合性を強化している。各アプリケーションでのPDF作成時の設定,およびカラー設定を統一した。また,外字ソリューションSINGでは,作成した外字を各アプリケーションで利用できる。

(2)プリント・Web・モバイル等の多様なメディアへの情報配信強化
各アプリケーションでは,日本の標準印刷に合わせたPDF/Xに対応している。また,GoLive CS2では印刷用アセットをWeb用に最適化すること,携帯フルブラウザ対応,iモード用PDF制作に対応している。

(3)Adobe Bridge
各アプリケーションとの連携による大幅な作業効率化の他,アセットの多様なプレビュー一覧,メタデータによる柔軟な検索が可能となっている。

InDesign CS2 の新機能

PSDファイル・PDFのレイヤー,およびレイヤーカンプのサポート,オブジェクト属性を保存するオブジェクトスタイル,オブジェクトをライブラリ登録し共有が可能なスニペット,SING外字対応,アンカー付きオブジェクト,Microsoft Word・RTF ファイル読み込み強化,XMLワークフローのサポート拡張などがある。

Adobe InCopy CS2日本語版

InCopy CS2はライティング・編集専用のアプリケーションで,InDesign CS2と連携して使用する。
たとえば,InDesign CS2を使用する編集者の指示・スタイル設定にしたがって,ライターはInCopyを使用して記事を作成しInCopyファイルとして保存する。出来あがったInCopyファイルを編集者に送信すると,編集者はInDesgin上で素材の取る1つとしてInCopyファイルを配置する流れとなる。
InCopyでは,組版エンジンを始め多くの機能がInDesign CS2と互換性が保たれている。
米国では以前から発売されており,大手の新聞・出版社における編集ツールとして利用されている。

2005/09/07 00:00:00


公益社団法人日本印刷技術協会