スマホアプリを使った販促事例と市場・技術動向 ～カメラのキタムラのO2O集客事例、HTML5アプリ動向と市場概況整理

スマートフォンで役に立つアプリをダウンロードして利用する人は多い。無料通話のLINEやマクドナルドのクーポンは有名だ。公式アプリとしてクーポン配布や新商品案内などのコンテンツを提供し、販促やブランディングにつなげている企業も増えてきている。

クライアントの販促手段はもちろん、名刺の印刷をしている印刷会社であれば名刺発注アプリをつくって受注増を目指すことも可能だろう。クロスメディア展開を志向する上で、スマートフォンの比重がますます高まることは確実であり、アプリ開発の重要性が高まることも間違いない。

自社でビジネスをスタートしようとしたときに、市場はどの程度あるのか、どんなアプリが有望か、実際に運用するにはどんなハードルがあるか、といった情報を把握することはビジネスを正しい方向性に導くために有用である。

そこで本セミナーでは、スマートフォンアプリの市場動向や業界構造、最近のコンテンツ傾向について知るほか、将来的に期待されているHTML5でのアプリ開発トレンドと実際の活用事例を伺う。
カメラのキタムラでは、スマートフォンで撮影した写真をリアル店舗でプリントしてもらうツールとしてアプリを活用し、減少する写真プリントの需要を生み出すための取り組みとして効果をあげている。販促アプリ活用として参考となる事例である。

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一般社団法人モバイル・コンテンツ・フォーラム　常務理事
岸原　孝昌氏
モバイルコンテンツビジネスの市場動向
スマートフォンで変革しているモバイルコンテンツビジネスについて業界構造から国内外の市場動向まで最新のトピックを紹介する。

・スマートフォンの普及状況
・フィーチャーフォンとスマートフォンの業界構造
・スマートフォンのプライバシー対応について
・日本のモバイルコンテンツとモバイルコマース市場の最新動向
・海外のスマートフォンアプリ市場の最新動向
・スマートフォンアプリのマーケティング利用について

【岸原氏略歴】 情報家電の普及を目的としたイージーインターネット協会（EIA）の事務局運営にたずさわる。1999年4月EIAの分科会として設置されたモバイル・コンテンツ・フォーラム（MCF）のコンセプト策定及びフォーラム運営を担当する。1999年10月モバイル・コンテンツ・フォーラム（MCF）が独立した任意団体として活動を開始したのにともない事務局長に就任。2009年4月一般社団法人化にともない常務理事に就任。

株式会社オープンウェブ・テクノロジー　代表取締役
白石 俊平氏
HTML5が変えるモバイル・アプリケーション開発
現在、スマートフォンのアプリケーション開発が少しずつ変わろうとしています。そのキーワードになっているのが「HTML5」。昨今のWeb技術の目覚ましい進化を表すこのキーワードは、モバイルWebの世界を、インストール型のアプリケーション開発の世界を、そしてモバイルOSの世界をすら変えようとしています。本講演では、Webアプリ、ハイブリッドアプリ、Firefox OSなどのモバイルOSなどについて、HTML5というキーワードから語っていきたいと思います。

【白石氏略歴】　 日本最大（5,000名超）のHTML5開発者コミュニティ「html5j」管理人。その他HTML5とか勉強会主催、Web先端技術味見部 部長など、Web先端技術に関する情報発信とコミュニティ活動を継続的に行う。Google社公認Developer Expert（HTML5）、Microsoft社公認Most Valuable Professional（IE）。

株式会社キタムラ　EC推進本部　ネットイメージング部　部長
坂井田　富三氏

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