カンファレンス グラフィックス 場所:ワールドインポートマート5F

【G5】デジタル印刷の先端事例

デジタル印刷は、国内の印刷マーケットの5%程度に過ぎないと言われている。しかし、その成長度合い、存在感は年々大きくなっている。デジタル印刷にて先端的な取り組みを手掛ける各社のビジネス展開や戦略を聞き、今後の市場動向を探る。

オフセットやグラビアによる大量印刷の仕事をデジタルに置き換えただけでは、デジタル印刷ビジネスは成り立たない。クライアントに新たな価値やソリューションを提供することで、新たなビジネス機会が生まれている。各分野の先端的な事例を紹介し、ビジネス機会創出のヒントを探りたい。
博進堂はアルバム印刷の大手であり、早い時期からデジタル印刷に取り組むことで品質管理やデジタル編集のノウハウを修得している。
精工は、軟包装のデジタル印刷に注力し、農産物パッケージやパッケージサンプルの製作で実績を上げている。昨年話題となったコカコーラのネームボトルの仕掛人でもある。
ケープリントは小ロット印刷に特化したビジネスを展開している。「シンクロスキン」はiPhoneの壁紙と表裏・側面のスキンシールをセットにした商品で、一般個人だけでなく企業からも多数の注文が集まっている。
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このセッションの参加費は、17,000円 です。

  • 長井 伸裕
    (ながいのぶひろ)
    博進堂 執行役員
    1984年博進堂入社。卒業アルバムの営業およびDTP制作管理を担当。2009年より工場マネジメントに携わる傍ら、企業文化の伝承、事業継承をテーマにした「写真自分史」の普及を行う。2014年春から「地域の魅力と価値を世界へ、次世代へ伝え残す」街歩きに魅せられ活動記録をデジタル出力し高品位なポスター、アルバムで市場作りを狙う。
  • 佐藤 淳
    (さとうあつし)
    1984年電気メーカーへ入社、以降営業部門一筋に歩む。2012年より、精工にてデジタル印刷を駆使したパッケージの提案営業に携わる。現在、大手食品・大手日用品メーカーに対して、グラビア印刷では実現しにくい多品種包材の提案や業界の枠に捕われないコラボ製品用包材の提案を行っている。        
  • 三科 紀義
    (みしなのりよし)
    ケープリント 制作部部長
    1988年株式会社ケープリントへ入社。DTP制作管理を担当。2003年のデジタル印刷設備導入以降、制作部門とデジタル印刷部門を統合し、両部門の管理を担当する。現在所属する制作部では、通常の制作業務に加えて、オフセット・デジタル印刷の外部へのPR、商材開発、BtoC向けウェブサイトの運営を行っている。
  • 堀本 邦芳
    (ほりもとくによし)

    モデレーター
    ジーエーシティ 代表取締役社長
    サカタインクスに入社し、水性グラビアインキの研究開発、米国技術駐在(DTP、各種デジタルプリプレスの調査)、印刷技術研究所 主任研究員としてデジタルプリプレス開発、デジタルプルーフとカラーマネジメントシステムの技術開発、印刷の色標準化推進に携わる。事業開発部長を経て、マーケティング部長として新規事業の推進に従事。2010年6月、ジーエーシティの社長に就任。ジーエーシティでは、2000年以降、drupaを始めとする世界4大印刷展示会を調査し、報告書を発行している。
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