セミナー 製造技術 場所:ワールドインポートマート5F

28日(Thu) 10:00〜12:00

【S6】顧客ニーズを満たす製本加工の ディレクション

後加工の顧客ニーズは多様化している。デザインの設計においても後加工との連携は重要。製本技術の基礎とPUR製本を解説する。また、マーケティング視点で製本の強みを活かした仕事の進め方も提案する。

概 要
本講座は、製本加工の後工程から印刷の強みを考え想像力を掻き立たせる講座。オフセット印刷から領域を広げ、特色ある素材、特殊印刷、加工な幅広い印刷・加工の世界に出会い、コーディネイトする力を養成します。技術者とクリエイターを上手く連携させて顧客の意図とオーディエンスの欲求を満たすことを目指す。
受講対象 企画 ・制作スタッフ、営業、デザイナー、工務、管理者 主なカリキュラム 本づくりの基本 ①最も大切な2つのこと、本づくりのポイント ②打ち合わせ事例解説。浮き彫りになった問題点と提案 ③製本の分類 ④綴じ方による分類 製本の主な工程 造本の手順とポイント ①作業工程を知る。並製本の工程と上製本の工程 ②新しい造本のトレンド PUR製本 ①PUR製本とは? ②PUR製本の仕組みと特徴 ③高い耐久性、多用途 ④PURで提案 見積りをつくる 「見積りの作成のポイントと注意点」 Finishing First 「Finishing Firstとは、生産手段に頼るのではなく、エンドユーザーに寄りそった製品づくりをしていこうという考え方」 ① 製本の一般的な要求事項と最近の要求事項 ② FFの具体的な例と ③ 関心を煽る4つの特徴と最終形態を考える ④印刷・後加工会社の提案
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当日価格:17,000円

  • 加藤隆之
    (かとうたかゆき)
    加藤製本 代表取締役
    1967年生まれ、早大卒業後に産経新聞入社、甲府支局にて金丸信・元副総理やオウム真理教 の取材を担当した後、本社整理部にて紙面の編集を担当し、主に社会面、1面の編集や阪神 淡路大震災、地下鉄サリン事件などの号外を作成し、新聞組版のオペレーションを製作オペレータ の後ろで見ているうちに自然と覚え、取材から編集、組版までのスキルを習得する。その後、社会部 にて医療、教育など生活に関する幅広い分野の取材をする傍ら料理のエッセイも担当。平成10年に 加藤製本に入社。日本文学振興会理事、新潮文芸振興会理事なども務める。