基調講演 基調講演 場所:ワールドインポートマート5F

28日(Thu) 10:00〜12:00

【基2】インターネットの次にくるもの

話題になった書籍『〈インターネット〉の次に来るもの 未来を決める12の法則』に書かれている内容について服部氏に100分間大いに語っていただく。

インターネットに懐疑的だった方も少なくないだろう。WIREDの創刊編集長であるケヴィン・ケリー氏(デジタル界の牽引者)でさえも、インターネットを見誤っていたという。その反省から書かれた本が『〈インターネット〉の次に来るもの 未来を決める12の法則』であり、原題は『不可避なもの(inevitableイネビタブル)』で、中国では『必然』という題名で翻訳本が出版されている。簡単に読み解くことができる本ではないが、読み応えのある内容で、示唆に富み、刺激的である。
日本語版の訳者である服部桂氏は、元朝日新聞記者で、「インターネットについて日本で初めて新聞記事にしたことが自慢だ」と言っているように、最先端技術について常に発信し続けてきた。単なる訳者ではない「インターネット」に一家言を持たれている方なので、服部氏に100分間大いに語っていただく。インターネットを読み違えた方にも、今度は間違えないために必聴のセッションである。

 

インターネット登場時にいまの姿を想像できた人はいないはずだ。
だから「インターネットの次に来るもの」には誰しも関心があるはずだが、次に来るものにどのように対処するか?するべきなのか??早めに知りたいと思うのは全員だろう。私はこの書籍を二回読んだが、正直今ひとつ分からない。やはり服部氏と議論する方が、はるかに理解度は高いと言える。そして質問も出来るのでこんな良いことはない。服部氏はアンチョコも出版されており(写真2)、直ぐに読めてしまうのだが、これまた簡単すぎて理解できるかというと、直に服部氏の口から解説を聞くのが一番の早道である。
そんなセッション聞かないわけにはいかないのではないか?!と主催者としては強く思っている。


写真2(インプレスR&D『これからインターネットに起こる『不可避な12の出来事』』)

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当日価格:17,000円

  • 服部桂
    (はっとりかつら)
    ジャーナリスト
    1978年朝日新聞社に入社。84年AT&T通信ベンチャーに出向。87年〜89年にMITメディアラボ客員研究員。科学部記者や雑誌編集者を経て16年退職。著書に『人工現実感の世界』『メディアの予言者』等。訳書に『チューリング 情報時代のパイオニア』『テクニウム』『<インターネット>の次に来るもの』など多数。