ようやくアフターコロナは見え始めたが、価値観は大きく変わった。今回のJAGAT大会は、様々な見方のあるDXを取り上げる。
ようやくアフターコロナの薄明かりは見え始めたが、経営を取り巻く環境と価値観は大きく変わった。JAGAT大会2022では、様々な捉え方のあるDXを取り上げる。デジタルとリアルの両方を組み合わせて、顧客満足が得られるようにするには、どうすればよいか。印刷会社の「創注」に発展させるには?DXは、既に各社が取り組んできたIT化やデジタル化と何が違うのか。DXについて、登壇者それぞれの視点から論じ、全体を通じて自社なりの印刷会社経営の方向感をつかむ。
2022年11月30日(水) 14:00-17:10
Zoomによるオンライン形式
14:00-14:10ご挨拶
塚田 司郎JAGAT 会長
錦明印刷株式会社 社長。社長就任後、印刷事業の他にフォトビジネス、デジタルプリントサービス、金融商品ドキュメント作成サービス等、ビジネスを拡張し、2016年に創業100周年を迎える。公益社団法人 日本印刷技術協会 会長。
14:10-15:10【基調講演】印刷ビジネスとDX
業界、企業ともに事業ポートフォリオの変革やDXを声高に掲げるも、なかなか結果につながらないと感じていませんか?また、皆さんはきちんと自社のDXを言語化できていますか?「そもそもDXとは何か?」「DXで印刷メディアの役割はどう変わるのか?」「受注→創注へどうつなげるのか?」「ボトルネックは何か?」。印刷会社のデジタルビジネス経験と小売DX協会役員経験などから、教科書には出てこない内容でお話しいたします。
亀卦川 篤 氏Habitat株式会社 取締役 /クロス・アンブレラ 代表情報経営イノベーション専門職大学 客員教授
1991年、凸版印刷に入社。大手自動車会社の販促、プロモーションを担当。1994年、日本初の企業インターネットサイトの立上げや企画・運営ほか、新事業開発や企画営業に携わる。CRMエージェンシーの取締役/Shufoo!リテールデジタルメディア事業統括/Mapion執行取締役(兼任)・メディア・新規事業開発本部長/株式会社ONE COMPATH取締役/戦略投資センターCVC職務などを歴任。2022年3月、凸版印刷を退職。Habitat株式会社の社外取締役に就任するとともに個人事業クロス・アンブレラを設立。印刷会社の強みを活かしたデジタル事業化の経験を豊富に持つ。
15:10-15:25 創注に向けて
郡司 秀明JAGAT 専務理事
1979年千葉大学卒業後、大日本スクリーン製造株式会社(現・SCREENホールディングス)入社。主として画像技術を担当し、デジタル技術の発展に注力する。2006年9月、今まで言い続けたソリューションの実行を目指して独立、現在JAGAT専務理事として啓蒙活動に励む。「RGB&CMYKレタッチ大全」「図解カラーマネージメント実践ルールブック」はじめ著書多数。
15:35-15:50 デジタルワークフロー
花房 賢JAGAT 研究調査部 担当部長
1992年に社団法人日本印刷技術協会入職。研究調査部に所属。MISやワークフロー・JDFを担当する傍ら、標準原価を活用した利益管理システムの啓蒙活動および導入支援を行う。2010年より全印工連教育研修委員会 特別委員。2018年2月より「見える化実践塾」を立ち上げる。
15:50-16:05 人材教育
塚本 直樹JAGAT CS部長
16:05-16:20 大阪からの視点
大沢 昭博JAGAT 西部支社長
大学卒業後、印刷会社に18年、主に製造(プリプレス)工程に従事。その間、初期DTPエキスパート認証を取得。その後、公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)に入職。研究調査部にて、技術動向調査およびDTPエキスパート認証試験等に携わる。2012年からJAGAT西部支社長に就任。業界動向、人材育成(社内教育、通信教育等)などの指導、コーディネートを行っている。
16:20-17:00 デジタルトランスフォーメーションの潮流と経営戦略
ほとんどの企業は、既に長らくIT化やデジタル化に取り組んできた。それなのに、なぜ、今さらDXなのだろうか。そもそもDXの本質と有効性はどのようなものなのか。まず、DXに関する政策と企業対応の潮流を整理する。次に、印刷会社のこれまでのデジタル化を分析し、デジタルトランスフォーメーションに対応するための経営戦略について考える。
藤井 建人JAGAT 研究調査部長
1995年から出版流通グループで経営企画に従事。計画策定、経営分析、企業評価、管理会計、M&Aなどに携わる。2003年からJAGATで印刷総合研究会を中心に活動。印刷産業・印刷会社の経営分析・中小企業論・地域活性化などの研究調査に従事。共著に「印刷白書2007~2022」「印刷産業経営動向調査2006~2022」「印刷会社と地域活性1・2・3」など。地域創生/地域活性ビジネス研究。
17:00-17:10 ご挨拶
網野 勝彦JAGAT 副会長
1963年9月9日生まれ。兵庫県出身。1986年関西学院大学卒業後、東京研文社(現・研文社)に入社。1997年に専務取締役、2011年に代表取締役社長に就任。これまで、米国PANTONE社と技術開発推進団体のパントン・ヘキサクローム・コンソーシアムを設立し会長を務める。現在は、事業協同組合EPC-JAPAN 専務理事、ユーザー会のレディーバードクラブ 副会長、近畿小森会 代表世話人等を歴任。近年は、「UCDAの窓口」としてUCD(ユニバーサルコミュニケーションデザイン)の普及に取り組む。
※講演タイトル、講師、構成、時間割は、やむを得ず一部変更する場合があります。
定員:300名(先着順)
・日本印刷技術協会会員:3名まで無料
・日本印刷技術協会会員かつ印刷総合研究会メンバー:6名まで無料
・一般:1名につき15,400円(税込)
※申込者以外の視聴、録画・撮影・録音・複製と二次利用は一切禁止します。(法的措置の可能性があります)
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