印刷会社の業績・戦略・設備を多角的に分析する『JAGAT印刷産業経営動向調査2019』の報告会を開催する(9/25,26,30)。通算41回の調査結果から見える現状と今後、そして優れた印刷経営のあり方と平均的な企業との差について考察していく。
「テキスト&グラフィックス部会 年間スケジュール」カテゴリーアーカイブ
印刷会社におけるAI活用と校正ツール
<進化した校正・検版・校閲ツールと事故防止・品質向上>
校正・検版においては人間の視覚によるチェックに依存せざるを得ない。したがって、ヒューマンエラーをゼロにすることは困難であり、思わぬ印刷事故を引き起こすこともある。
しかし、修正前後のPDFの差分を検出することにより、修正が正しくおこなわれているか、意図しない変更がないか、といったチェックを容易にするツールも普及しつつある。チェック内容に応じて検出方法を変更することで、事故防止や検版時間の短縮などに効果的である。AIやRPAを活用するアプローチも実用化されつつある。
また、Webや出版において情報を適切に伝達するには、編集者・ライターの文章作成力に依存する部分が大きい。オンラインの校閲・推敲ツールでは、分かりにくい言い回し、不適切な表現や用字用語、接続詞の使用法などをチェックし、適切な表現や言い換え候補を提示することができる。より分かり易く、適切な日本語の文章表現を実現することができる。
AIの活用と進化した校正・検版・校閲ツールによって、人的なミスを最小限にすることや時間短縮が可能になりつつある。
日時
2019年8月6日(火) 14:00-17:00
構成
【1】校正・検版ツールBeforeAfter CVによる事故防止
講師:株式会社シーティーイー 鎌田 幸雄 氏
———————————————————-
~Webコンテンツ制作の現場における記事作成の未来を語る~
———————————————————-
【3】 AI/RPAによるドキュメント校閲・検査の自動化
講師:株式会社Too ソリューションサービス部 古賀 正 氏、塚本 信明 氏
会場
日本印刷技術協会 3Fセミナールーム(〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11)
参加費
一般:15,120円(税込)、JAGAT会員:10,800円(税込) 印刷総合研究会メンバー: 無料 [一般]2名まで [上級]3名まで [特別]5名まで →自社が研究会メンバーか確認したい場合は、こちらのフォームからお問合せください 。
申込み
WEBから
・Web申込フォーム に必要事項をご記入のうえ、ご登録ください。 登録後は完了メールが入力したメールアドレス宛に届きます。
FAXから
・申込書をプリントして必要事項をご記入の上、 FAX(03-3384-3216)でお申し込みください。 (印刷総合研究会メンバーの方は、別途送付の専用申込み用紙をご利用ください)
問い合わせ
内容に関して 研究調査部 印刷総合研究会担当 電話:03-3384-3113(直通)
お申込み及びお支払に関して 管理部 電話:03-5385-7185(直通)
印刷物の価値を高める特殊印刷と表面加工
デジタルメディアが台頭するなかで、印刷物には「早い」「安い」だけでなく価値を高めることが求められている。マーケティングの活用もその要素のひとつであるが、五感に訴えるという紙(印刷物)の魅力を増幅するのが各種表面加工や特殊印刷である。
本研究会では、新技術を活用した光沢加工や箔押しの紹介、機能性インクや特殊印刷による新たな用途提案、またデジタル印刷機における特殊・特色トナーの活用を取り上げる。
構成と内容
【1】 多種多様な特殊加工による印刷物の高付加価値化
株式会社太陽堂成晃社 代表取締役 宮本 武紀 氏
光沢加工の専業者として創業。2008年にオフセット印刷機(UV)を導入し、印刷と加工を組み合わせた新たなビジネス分野に挑戦。
オフセット印刷+コールドフォイル、オフセット印刷+疑似エンボス、あるいはアルミ蒸着紙やホログラム紙、不織布紙などの特殊原反への印刷など多様な表現を実現。
さらに、KRUZ社のDM-LINER(金型を必要としないオンデマンド箔印刷)を導入し、液体トナーや紛体トナーを使った電子写真方式デジタル印刷との組み合わせも積極的に取り組んでいる。
———————————————————-
【2】機能性インクと特殊印刷によるTRICK PRINTの技術と事例
株式会社SO-KEN 代表取締役 浅尾 孝司 氏
TRICK PRINTは、同社が提供する特殊印刷サービスの総称である。
以下の5つの製品群からなる。
1.ブラックライトプリント
ブラックライトで画像が光るプリント
2.ソーラープリント
太陽の光(紫外線)に当たることで画像が浮き出るプリント
3.エディブルプリント
可食性色素技術でフルカラーで鮮明な可食印刷が可能に
4.フラッシュプリント
フラッシュ撮影をする事で初めて写るプリント
5.リライトプリント
まったく異なる2つの広告を1つの電飾サインで表現
バックライトのON-OFFが切り替わることで昼と夜で違う訴求が可能となる
それぞれの特殊印刷の特長、用途、事例を紹介する
———————————————————-
【3】特殊トナー・特色トナーによる印刷物の価値向上
(1)1パス6色の印刷によりメタリックカラーなど多彩な特殊色を表現
(2)不可視トナー(インビジブルレッド)による用途提案
~セキュリティ、トレーサビリティ、加飾(ブラックライト印刷)
———————————————————-
※講演者・講演内容は一部変更になることがあります。
開催情報
【日時】
2019年7月2日(火) 14:00-17:00 (終了時間は延長する場合があります)
【会場】
日本印刷技術協会 3Fセミナールーム(〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11)
【参加費】
15,120円(税込)、JAGAT会員:10,800円(税込)
印刷総合研究会メンバー: 無料 [一般]2名まで [上級]3名まで [特別]5名まで
→自社が研究会メンバーか確認したい場合は、お手数ですがこちらのフォームからお問合せください。
申込み
WEBから
・Web申込フォーム に必要事項をご記入のうえ、ご登録ください。
登録後は完了メールが入力したメールアドレス宛に届きます。
FAXから
・申込書に必要事項をご記入の上、 FAX(03-3384-3216)にてお申し込みください。
(印刷総合研究会メンバーの方は、別途送付の専用申込み用紙をご利用ください)
問い合わせ先
内容に関して
研究調査部 印刷総合研究会担当 電話:03-3384-3113(直通)
お申し込み及びお支払に関して
管理部 電話:03-5385-7185(直通)
印刷物の品質管理とカラーマネジメントの最新動向
色再現を管理する方法は確立されていると思われているが、色差を追い込んでも「ちょっと違うなー」というトラブルが発生することがある。
AR/VRの活用による顧客コミュニケーション支援
JAGATでは「デジタル×紙×マーケティング」を提唱している。販促や集客など顧客のコミュニケーション支援をする上で、紙とデジタルの組み合わせや使い分けの必要性は今後さらに高まっていくだろう。
今回のミーティングでは印刷物との親和性の高いARと体験型コンテンツであるVRを中心としたサービス、ソリューション、活用事例、そして印刷会社としてのビジネス展開について紹介する。
続きを読む
IGAS2018注目製品
「もう機械の時代ではない」と言われて久しいが、節目にあたる展示会ではビジネスのポイントとなるような製品・技術動向は押さえておきたい。
バリアブル印刷を見据えた検査装置の基礎知識。紙以外、例えばフイルムへ印刷する場合の条件、まずはインクの知識。そしてプリンタ。また大判のプリンタについて整理する。
続きを読む
HTML/CSS自動組版がもたらすWebと印刷の統合ワークフロー
ワンソースマルチユースという言葉が使われて久しい。デジタルコンテンツと印刷物の両方を効率的に制作するには常に最新の情報が保持されるコンテンツ管理の仕組みと、適切なタイミングで自動的に適切なレイアウトで制作、配信できる仕組みの構築が求められる。
続きを読む
IGASプレビュー
キーワードはデジタル印刷とスマートファクトリーみどころを語る
続きを読む
情報を分かりやすい図で伝えるデザイン手法―インフォグラフィックス・ワークショップ
言葉だけでは伝わりにくい物事の概念や仕組みなどが、図で示すことで瞬時に伝わることがある。情報を視覚的に表現する手法であるインフォグラフィックスの基礎をグループワーク形式で学ぶ。[JAGAT印刷総合研究会 特別ワークショップ] 続きを読む
人が育ち活力ある組織をつくる人材マネジメント
絶対的な人手不足、採用難のなか「働き方改革」が迫られています。
続きを読む