プリンティングコーディネータのすすめ 2014

掲載日:2014年9月26日


印刷会社が単なる価格競争から抜け出し、付加価値のある情報加工産業として収益構造を改善するには、印刷を核とした差別化を図らなければなりません。

総合的な知識と問題解決能力を身に着けた人材によるコーディネーション機能こそがこれからの印刷とメディア展開を支え、他社を一歩も二歩もリードする力となります。

顧客ニーズの品質を確保しつつ、生産効率を上げるためには、全体を見通した上でワークフローを整理・設計し、社内外のコミュニケーションを円滑に取り、ディレクションするプリンティングコーディネータの養成が必須です。

JAGATが考えるプリンティングコーディネータとは、表現設計(印刷イメージの構築と設計への支援)、品質設計(制作手法と手段)、さらには工程設計(運用手法とフロー体制作り)能力を備えた人材です。

具体的には………
■ 顧客の要望をつかみ、最終的な印刷物のでき上がりがイメージできる人
■ 印刷物の実現に向け、具体的な技術支援や調整ができる人
■ 他メディアへの有効利用を視野に入れ、そのための最適なワークフローを構築できる人
■ 総合知識と問題解決能力で時代をリードできる人

■ ■ ■

JAGATでは1996年から18年にわたり、「プリンティングコーディネータ養成講座」を実施してまいりました。
今年開催する 「第17期プリンティングコーディネータ養成講座」では、ライブ感体験型クリエイティブという3つのキーワードをもとにカリキュラムを再編をいたしました。

■ ライブ感
第一線で活躍するカメラマンとプリンティングディレクターにより、デジカメ撮影、レタッチの実演をして、その場でプリンタ出力します。
カメラマンはどのような意図を持って撮影し、それをプリンティングディレクターはどのように解釈してレタッチから出力へ持っていくのかを体感します。

■ 体験型
二つの工場見学(オプション)を行います。
1.最新デジタル印刷工場 (ポストプレスを含めたワークフローを視察します)
2.箔押し工場 (実際に箔押しの体験ができます)

■ クリエイティブ
1.「デザインのひきだし」編集長の津田淳子氏に登壇いただきます。
2.(株)竹尾様より、宣伝会議が発行する月刊ブレーンでの人気企画「Book Jacket: Senses」を題材に、素材(紙)、印刷・加工、デザインによる付加価値表現について解説いただきます。
http://www.takeo.co.jp/news/detail/000614.html 

 

「第17期プリンティングコーディネータ養成講座」 (←詳細はこちらをクリック)
開催日程
2014年10月16日(木)-2011年11月14日(金) 全6回(40時間)

※資料請求及び講座詳細お問い合わせにつきましては JAGATCS部までご連絡ください。
(tel:03-3384-3411 e-mail:seminar@jagat.or.jp)