印刷現場の数値管理とトラブル対策【大阪開催】
~測定器の有効活用と印刷機械調整~

掲載日:2017年8月10日

印刷機や工場環境、印刷資材の状態を数値で管理して、良好に保つことはたいへん重要です。
しかし、多くの経営者や現場管理者はその手法や運用について悩んでいます。印刷現場で測定器による数値管理が的確にできれば、トラブルの発生を抑制でき、作業がスムーズに進行します。また、オペレーターのスキルアップにもつながります。また万一、トラブルが発生したとき、その原因が機械・材料・ヒューマンエラーのいずれかを現場で特定し迅速に対応することも可能です。
本講座では、印刷現場でメンテナンスおよび測定すべき項目を取り上げ、数値管理への取り組み方、測定と図表の作成方法、データの読み方など活用法を分かりやすく解説します。
また、トラブル事例を見ながら、メンテナンスの効果の重要性、測定器で取得した数値の意味を理解し、印刷現場の問題点を解決するためのヒントをお伝えします。


講師

大塚 彰  印刷機メーカーで印刷技術、職場診断を担当。一級技能士、職業訓練指導員)
1949年、千葉県生まれ。千葉大学工業短期大学部印刷工学科卒業。
1997年、㈱小森コーポレーション入社。印刷技術部を経て2000年「小森スクール」に配属。「職場診断」を担当。一級技能士、東京中央城北職業能力開発センター指導員。
著書:「印刷トラブル防止のツボ(オフセット現場の改善実録)」 ㈱印刷学会出版部編


開催日時

2017年10月21日(土)10:00~17:00

内容

1.印刷現場の数値管理による状況把握
・なぜ数値管理は必要か
・代表的な計測器の種類と役割
・計測すべき項目・図表の作成方法
2.トラブルを未然に防ぐために
・必要最小限の給水量を維持するためには
・インキ過乳化を抑制し、インキ供給量を数値化 
・適正ドットゲイン量の保持
・工場環境を整えるには 
・版網点の計測・管理
3.印刷物の測定と評価
・色彩値・濃度値・ドットゲイン・トラッ ピング等、代表的な品質管理指標について
・工場内での数値管理の有無を比較し数値管理の重要性を解説
・測定を効率化し、継続させるには
4.質疑応答

対象

経営者・現場管理者・中堅以上のオペレーター

定員

15名 (最少催行人数5名)

会 場

大阪印刷会館セミナールーム (大阪府大阪市都島区中野町4-4-2) 
大阪環状線桜ノ宮駅より 徒歩5分

参加費

(消費税込み/1名)
JAGAT会員・大印工組合員 19,440円 / 一般 23,760円


お申込み

Webからのお申込み
Web申込フォーム に必要事項をご記入のうえ、お申込みください。

FAXでのお申込み


お申込書に必要事項をご記入のうえ、
06-6353-5020
までFAXにてお送りください。

参加費振込先
参加費は、下記口座に開催日の2日前までに振り込み願います。
なお、お申し込み後の取り消しはお受けできません。代理の方のご出席をお願いします。

口座名:シャ)ニホンインサツギジュツキョウカイ
口座番号:みずほ銀行中野支店(普)202430

内容の問合わせは下記へご連絡ください.
公益社団法人日本印刷技術協会 
西部支社 
TEL. 06-6352-6845/FAX. 06-6353-5020

お申し込み及びお支払に関して