お客様の困りごとを知ろうとしていますか?

掲載日:2014年6月3日

お客様の困りごとを知り、困りごとの解決策を持ちかけ、少しずつ需要を創りだす……当たり前のこと、できていますか? 「人生の三分の一は眠りに費やしている」。 たしか昔、そんなコマーシャルがありました。 世界保健機関(WHO)が5月15日に発表した2014年版「世界保健統計」によると、12年の日本人の男女合わせた平均寿命は84歳だそうです。 だとすると、28年! 28年を眠りに費やしていることになるのです。 「もっと眠りを大事にしなくては。質の良い睡眠が必要なのだ!」 そう思い、早速、枕を買いに行きました。 驚きました。 そばがら、羽毛、ビーズ、低反発ウレタン素材、パイプ、ヒノキ、素材はもちろん、カタチもいろいろです。 「こんなにいろいろあるのねえ」と品定めをしていたら、店員さんが近づいてきました。 「ウチで一番人気がある商品はコチラの……」。。 丁寧な商品説明が10分ほど続いたころ、「また来ます」とお店をあとにしました。 次のお店の方は、少しばかりの世間話のあと、 「いま使っている枕はどんなもの?」「いま、何が不満なの?」を聞いてくれました。 その方のアドバイスに従いつつ、満足できる枕を手にいれました。 皆さんはこんな経験がありませんか? お客様のニーズを想像することなく、的外れな営業をしていませんか? 「当社はこんな(スゴイこと)ことができます」 →お客様が主役ではなく、印刷会社が主役になってしまっている 「こんな設備(技術)を入れました」 →単に新しさを提供しているだけ……。「で、どうなの?」 「とにかく今のトレンドですから……」 →お客様に得か損かはどうでもいい 提案営業とは 1. お客様の課題(=困りごと)を、自社商品(サービス)+αで、解決のお手伝いをすること。 2. お客様に役立ちたい姿勢が伝わり、解決の可能性と期待感を感じ、意欲がでること。 と考えます。 JAGATでは、2014年07月10日(木)に「今日からできる「提案営業」の進め方 講座 」を開催します。 印刷営業経験が5年以上の若手から管理職の皆様を対象に、提案される側の視点に立って、お客様の悩みを解決する方法を学びます。 さまざまな事例を通して“提案”のプロセスを分かりやすく解説。 また講義だけではなく、明日から使えるツールで、自身のお客様への提案内容を整理し、そのまま実践できるようになっています。 ぜひご参加ください。 ●田中講師からのメッセージ ◎今日からできる「提案営業」の進め方 2014年07月10日(木) 10:00-17:00 http://www.jagat.jp/content/view/3305 ◎仕事を120%こなすための営業日常活動 2014年06月05日(木) 13:00-17:00 http://www.jagat.jp/content/view/2289