投稿者「沓掛 亜斗武」のアーカイブ
page2022開催のご報告
page2022が無事開催しました。
集客はコロナの影響で、例年に比べれば入場者が少ないのですが、
皆さんからは「こういう時期だからこそ頑張ろう」と
励まされています。
page2022会場では、
コロナ対策に関して、最善を尽くしておりますので
久々のリアルpageに是非ご参加ください。
お待ちしております。
(JAGAT専務理事 郡司秀明)
2/22 page2022から読み解く印刷業の未来
page2022から読み解く印刷業の未来
page2022カンファレンスセミナーの副題は「造注」
「いま最も重要なことは何だ?」ということをつくづく考えてしまう。印刷業界にとって、いま一番必要なことは、仕事の「受注」、つまり「創注(造注)」だろう。とにかく仕事がなければスマートファクトリー云々をいくら唱えても絵空事になってしまう。DXと言ったって、注文を直接的に「作り出す(増やす)」為の仕組みではない。
「注文(仕事)を受けるために何が必要なのだろうか?」を考えていきたい。
印刷会社的なメイン回答はまず「(印刷)品質が良い」「(デザイン)品質が良い」だろう。中には売上げ貢献につながる品質もあるだろうが、自己満足的なものがほとんどだ。手触り感とか感性的なものが多く、売上げとは全く関係ないとは言わないが、理屈に裏付けられたものとは言い難く、商業印刷の本来目指す目的とは言い難い。
本来の商業印刷はマーケティングツールであり、「顧客を増やすこと(リードジェネレーション)」「顧客を育てること(リードナーチャリング=ファンにすること、優良顧客にすること)」「商品を宣伝(認知)すること」を目的とするものである。つまり売上げを増やすことが最終目的だ。こういうことをデジタルマーケティングでは個別に対処できるのだが、デジタルマーケティングで対処できることのほとんどはデジタル印刷を使えば近似値では実現可能だ。デジタル印刷を使用した印刷物は、デジタルマーケティングツールと言うことを努々忘れないでいただきたい。
少々コストがかさむのは否めないが、その分インパクト度ではE-mailやWeb(Myページ)の上を行く。
今回のpage2022で一番言いたいことは、「印刷会社はマーケティングに関わっている会社なんだ」「印刷業はマーケティングに関わっているビジネスなんだ」ということだ。プレセミナー「今こそマーケティング」と基調講演「リセット・ザ・印刷ビジネス」では、米国シカゴのマーケティングエージェンシーのCEOであるロン・ジェイコブス氏にその辺に関しての米国事情を話していただき、マーケティングを活かして、印刷会社が注文を取っていくかというヒント&実現方法について議論する。マーケティングツールの印刷物によってこれだけ売上げが上がるという確約があれば、印刷物は高くても発注するのだ。
その他、カンファレンス&セミナーでは造注関連話題のセッションは目白押しだ。
C2「インサイドセールスの機能と役割」は訪問営業に頼っていた印刷会社の営業を見直すものだ。C3「印刷通販と印刷ビジネスの未来」は直接の造注話題で、印刷受注を集めるのは印刷通販で印刷会社は印刷の製造現場としてコラボするという話だ。印刷ビジネスにとって一つの選択肢になり始めているのが現実である。C4「webと地域活性化による事業創造」は、地域ならではの仕事を地域に根ざしたコミュニケーション力で生み出していくという例である。地方印刷会社の場合はどんな会社にも可能な例である。C5「ビジネスの種の見つけ方、つくり方、育て方」やS5「DMを受注するために必要な営業の極意」の二つはそのものズバリで、新規ビジネス開発の話と将来的に残る印刷物の代表であるDMをどのように受注するかという話である。
(専務理事 郡司 秀明)
■ page2022
https://page.jagat.or.jp/
基調講演・カンファレンス・セミナー申し込みスタート
2022年1月6日からpage2022プレセミナー、基調講演、カンファレンス、セミナーの申し込みがスタートします。コロナ禍(現在)やafterコロナ(近未来)に合わせた、印刷業界に最適な内容を用意して、必ずや現在の印刷ビジネスを変えるキッカケになると思います。
さて、page2021リアル展示会が無念の中止(急に出された緊急事態宣言)に泣いたことでpage2022は何としてもリアル展示会開催したいと願っています。
page2022はpage2021用に作成した「青いリセット・ザ・フューチャー(お気に入り)」のポスターを踏襲して、色違いの「赤いリセット・ザ・フューチャー」も作成しました。評判を心配していたのですが、すこぶる良くて安心しています。二つのポスターを貼ることでリセット・ザ・フューチャーの「解」が単一のものではなく、様々な道があることが示せれば(不幸中の)幸いです。
そんな解を具体的に示してくれるのが、展示会であり、説明員との会話(議論)であり、セミナー類(プレセミナー・基調講演・カンファレンス・セミナー)、その他です。JAGATはコロナ禍で印刷業界が困難に直面した先、目指すものはサービス産業であり、その時マーケティング知識・ノウハウが大きな役割を果たすことになると考えています。
その方向性を集約しているのが基調講演です。そのものズバリのベタベタのテーマ名を付けました。「リセット・ザ・印刷ビジネス」ですが、くどくど説明しなくても理解いただけると思います。ダイレクトマーケッターの大家であるロン・ジェイコブス氏の講演を基本に、同じく大御所のシンフォニーマーケティングの庭山一郎氏、MSL代表の本間充氏(デジタルに詳しく、クライアントの立場や印刷会社の立場も理解)、そして印刷業界代表でJAGAT専務理事の郡司が「意見を言うモデレーター」として参加して、皆さんで議論したいと思います。
コロナ禍の今、印刷業界に一番必要なことは(印刷)受注です。注文さえ取れれば格好良いことにこだわらなくても何とかなるのが印刷業界です。その造注(増注)のためのカンファレンス・セミナーを数多く用意しています。セミナーの中には、割り切って「受注は他所に任せて、生産に特化する印刷ビジネス」を、ご自分の会社の目指す道とする会社もあるでしょう。
本日からプレセミナー、基調講演、カンファレンス・セミナーの申し込みが始まります。必ずや皆さんのビジネスのお役に立つと思いますので、ご聴講ください。
公益社団法人 日本印刷技術協会
専務理事 郡司 秀明
新年のご挨拶
新年明けましておめでとうございます。コロナ禍での生活も、もうすぐ2年となりそうです。こんなに長く普通の生活ができない状況が続くことを一体誰が予想できたでしょうか? 昨年の後半を振り返れば、夏の東京オリンピック大会終了後、9月以降はワクチン接種が一層進み、新型コロナウイルスの感染者数が週を追うごとに減少し、長かった緊急事態宣言も月末に終了しました。コロナ禍での2年間を比較してみると、緊急事態宣言の出されていた期間は昨年の方が長く、材料の出荷を見てもその影響は大きく、良くなかった一昨年と比べてもさらに悪化した月もありました。10月からは徐々に経済の回復が感じられるようにもなりましたが、その一方で、それを待っていたかのように資材や原材料の値上げが次々と発表されました。原料コストや物流コストの上昇、パンデミックによる需要減などが理由とされています。一般の印刷企業は、需要減と原材料コスト上昇で板挟みの状況です。
さらに現代では地球温暖化の問題はますます深刻になっており、日本政府は温室効果ガスの削減目標を2030年度までに2013年度比で46%減(以前は26%減)としました。各企業ではこれにどのように取り組むのでしょうか。群馬県では一定以上の規模の工場には太陽光発電パネルの設置を義務化すると発表しました。東日本大震災以降、火力発電に頼ることが多い日本は世界から非難を浴びていますが、同様の問題を抱える中国では、強硬に火力発電による電力供給を制限し、各地で大停電や工場の操業短縮の事態となっています。従来の資本主義の枠組みではパリ協定で掲げた気温上昇を2℃以内に抑えるという目標は達成できないという議論が現在では主流になりつつあり、岸田新首相も新しい資本主義を掲げています。
「リセット・ザ・フューチャー」が今年もpage2022のテーマではありますが、afterコロナの世界では、業務のデジタル化が加速されコロナ以前とは違った市場ニーズへと変化してゆくと思われます。業務プロセスをDXでどれだけ自動化できるか、また、企業のマーケティング活動にどのような新しいサービスでサポートできるかが現代の印刷企業の重要な課題です。
今年のpage展は2年ぶりにリアルな展示会として開催できそうです。出展される各社からもそうした提案がいろいろされると予想されます。また、カンファレンスやセミナーはオンラインとして翌週に用意しました。感染対策には十分留意して、皆様のご来場をお待ちしています。
公益社団法人 日本印刷技術協会
会長 塚田 司郎
【マスター郡司のキーワード解説2021】レストアサービス(BNPL)
アメリカの決済サービス大手PayPal(ペイパル)が日本の新興BNPL(Buy Now Pay Laterの略で、EC市場で拡大している後払い決済のこと)Paidy(ペイディ)を2021年10月に買収したことが注目を集めた。そこで今回は、BNPLの周辺について語ってみたい。



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